【大麻鼎談】伊勢谷友介の逮捕報道にガッカリ!? 医療大麻の規制で命を落としたシェフも…高樹沙耶×石丸元章×吉岡敏郎！

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石丸　今回リリースされた山本さんを主人公にした『麻てらす』は番外編と銘打ってありますが、第２弾も考えていらっしゃるのでしょうか。

吉岡　はい。山本さんの“天の声”で番外編の完成を急ぎましたが、次回作の撮影は今既に進めています。

高樹　どういう内容になるのでしょう。すごく楽しみです。

吉岡　大麻草の工業利用などの側面から見てみようという内容です。と同時に、今回の『麻てらす番外編─やまさん余命半年の挑戦─』を、私は「パイロット版」としているんですね。なぜなら、やはり海外における医療大麻の現状を、日本の皆さんに観て欲しい。

高樹　はい。

吉岡　現在はコロナで、海外ロケが困難な状況ですが、いずれカナダやアメリカなど、大麻合法化の国々の状況を追加撮影をして、完成版を目指しています。山本さんの遺志――医療大麻にどれだけの効果があるか!?を正確に伝えるために。

石丸　はい。

吉岡　パイロット版は66分ですけれど、海外撮影をふくめた80～90分の作品として完成させるつもりです。

高樹　協力できることがあったら、私、何でもやりたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いします。

　さあ皆も、大麻について、そろそろ真面目で公平な議論をしようではないか！　

　そこで一句―― 夕暮れやかならず麻の一嵐　与謝蕪村

　夏の終わりの夕暮れ。大麻畑の道を歩いていると、ざざざッと夕立があった。大麻の大きな葉が、突然の大粒の雨を受け止めて大きな音を響かせ、ああなんという格別の風情なのだろう！　……そういう句です。また次回‼

◎吉岡敏朗（よしおか・としろう）

1956年10月25日、島根県生まれ。映画監督。日本大学藝術学部映画学科卒業。さまざまなジャンルの映画、映像作品に携わり、300本超を制作、監督。主な作品に『飛龍山』（カルロビバリ映画祭優秀賞／ヴェネツィア映画祭招待／ツール映画祭シネクラブ賞）、『つ・む・ぐ～織人は風の道をゆく～』（インドネシア国際スピリチュアル映画祭佳作／リッチモンド国際映画祭佳作／ダラムサラ映画祭公式参加）、『麻てらす ～よりひめ 岩戸開き物語～』（ロンドンインディペンデント映画賞）などがある

Facebook：https://www.facebook.com/toshiro.yoshioka.apple

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◎高樹沙耶（たかぎ・さや）
1963年8月21日、静岡県生まれ。元女優、元作詞家、石垣島のキャンピングロッジ 「虹の豆」オーナー。1983年に主演映画『沙耶のいる透視図』で女優デビュー、映画＆ドラマシリーズ『相棒』ほか、数多くの作品に出演、人気を呼ぶ。著書に『贅沢な暮らし—衣食住が育む「心のラグジュアリー」』（エクスナレッジ）、『ホーリープラント 聖なる暮らし』（明窓出版）ほか

Twitter: @ikuemiroku

文＝石丸元章

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