「穴」を通じて満たされる男女の劣情! 自由恋愛なき中部地方で受け継がれた伝統的エロ・コミュニケーションとは?

【日本奇習紀行シリーズ 中部地方】

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写真は「ゲッティイメージズ」から引用

 とかく、男女の情愛というものは、ときとして不可思議なほどの熱量となるもの。ましてやそれがすんなりといかないものであればあるほど、情熱的なものとなり、そうした想いは、得てして奇妙奇天烈な言動を生み出すものであるようだ。

 

「まぁ、ここいらじゃ昔は普通のことただったけれども、よその人からすりゃ、おかしなことかもわからんね(苦笑)」

 

 かつて中部地方のとある地域で行われていたという、一風変わった男女のコミュニケーションについてそう語りはじめたのは、当地で生まれ育ち、家業の雑貨店を今なお続けているという石川重蔵さん(仮名・86)。石川さんの話によると、その昔、当地で暮らす若い男女たちは、風呂の覗き見を通して、お互いの劣情を満たしていたのだという。

 

「このへんじゃね、昔から色恋に厳しくてね。親同士が決めた相手とじゃなきゃ結婚することができなかったのよ。だから勝手に好き合うことなんてもってのほかでね。風呂を覗き合うことぐらいしか楽しめる方法がなかったの」

 

 もともと自由恋愛が難しい土地柄であったという当地。それゆえ、若い男女は大っぴらに恋愛を謳歌することができず、逢うことさえままならなかったという。そんな彼らにとって、唯一、一緒に裸で過ごせる場所が村の共同浴場であったのだ。とはいえ、男湯と女湯は板塀分かれているため、その板に空いた穴から、お互いの姿を覗き見したり、密かに愛を語らっていたのだという。

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