1990年に撮影された「超鮮明なUFO写真」の機密指定“50年延長”の暴挙! 大半の人が見ずに死ぬ…全てが写っていたのか!?=英
イギリス国防省の書庫に眠る、来年1月に機密指定が解かれるはずだったUFOの鮮明なカラー写真――。しかしこの写真の機密保持期間がさらに50年延長されることになった。いったいどういうことなのか。
■UFOの鮮明なカラー写真の機密保持が50年延長される
1990年、スコットランド・パースシャーのカルヴァインで2人のハイカーが上空でホバリングしていた全長30mにも及ぶ巨大なUFOを目撃し写真撮影に成功した。目撃者によれば、山の稜線の上空に巨大なダイヤモンド型の飛行物体が浮いており、しばらくすると高速で飛び去っていったという。その間、スクランブル発進したと思われる英空軍の戦闘機が近づいてきていたということだ。
まだデジカメが普及する前のことで、SNSなどもなかった時代だけにこのハイカーは英紙「Daily Record」にこの写真を送った。
空軍のスクランブル発進があったということで、写真を受け取った同社の記者はイギリス国防省に問い合わせたのだが、なんとこの写真は「30年ルール」が適用されるものであるとして機密文書に指定され、2021年1月まで公開が保留になったのだ。
問題の写真はUFOが鮮明に映ったカラー写真であるといわれていて、公表される2021年1月を心待ちにしていたUFO研究家やUFOファンも少なくなかったのだが、なんと先日、イギリス当局はこの写真の機密保持期間をさらに50年延長したのである。いったいどうしてなのか、その理由については特に言及はないようだ。とはいえ単純に当局がこの写真の公開をまだ“時期尚早”であると判断したことは間違いない。
公開されるのは2072年1月ということで、大半の者にとっては残念ながらこのUFO写真を見ることなく一生が終わってしまうだろう。
この当局の決定に、著名なUFO研究家であるニック・ポープ氏は大いに憤慨している。
「このカルヴァインの事件はこの当時の最も魅力的なUFOミステリーの1つです。30年ルールによって、ファイルは2021年1月1日にリリースされる予定でしたが、国防省が途中で解除しない限り、それは2072年1月1日までリリースされません。合計で82年です。世界がこのファイルを見るまでに、2人の目撃者は死んでしまいます。なんとクレイジーなことでしょう。当局は何を隠そうとしているのでしょうか」(ニック・ポープ氏)
合計で82年間もの機密保持期間が指定されたUFO写真とはいったいどんな“ヤバい”ものなのだろうか。一生見ることができないとすれば残念な限りだ。一縷の望みは当局が期限満了前に指定を解除する可能性だが……。
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2024.10.02 20:00心霊1990年に撮影された「超鮮明なUFO写真」の機密指定“50年延長”の暴挙! 大半の人が見ずに死ぬ…全てが写っていたのか!?=英のページです。UFO、エイリアン、仲田しんじ、機密文書、イギリス国防省、グウリヒ城などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで