やはり郵便投票に不正か? 4日の郵便投票を3日付にするよう指示されたと郵便局職員暴露、投票日翌日に郵便投票を集める人々も


「Politi Fact」の記事より


■大量のバイデン票が積みあがった時間帯

 米大統領選においてほかにも疑わしい点が指摘されている。

 中国からアメリカに亡命した実業家の郭文貴氏が設立したメディアの一角を成す「G News」の記事によれば、ウィスコンシン州とミシガン州の開票状況で不可解な動きを見せる時間帯があったということだ。それまでトランプ有利のまま両者共に順調に票を積み重ねていたのだが、あるタイミングでバイデンに大量の票がカウントされている時間帯があったのだ。統計学上はあり得ないように思えるこの大量のバイデン票はいったいどこからきたものなのか。

「G News」の記事より

 ウィスコンシン州では11月4日の午前4時頃、票数を示す曲線がほぼ垂直方向に伸び、ミシガン州でも午前6時頃に同様のことが起こっていることがグラフからも示されている。これは自然の確率曲線ではなく、操作によってのみ検出される種類のものであるという。

 そして開票所で開封されているメール便の中に中国のメール便サービスである「SF Express(順豊エクスプレス)」の封筒が多く見られることも“疑惑”を招いている。国際郵便ではない一般の郵便投票でなぜこれほどまでにSF Expressが使われているのか(記事ではSF Expressはアメリカでは営業していないとあるが、同社のウェブサイトではアメリカでもサービスを提供しているとある)。

「G News」の記事より


「G News」の記事ではSF Expressで送られた投票用紙はアメリカの大統領選挙に介入したい中国共産党からのものであると主張している。中国に住むアメリカ人の郵便投票であっても、SF Expressが使われることはないというのである。

 そしてきわめつけともいえるのは、カリフォルニア州ロサンゼルス某所の郵便ポストに投函された郵便投票が4日の朝に回収されていることを収録した動画である。3日の午後8時必着どころか、4日の朝に回収されているとはいったいどういうことなのか。


 何かとキナ臭さを感じる今回のコロナ禍での大統領選挙だが、今後選挙の有効性をめぐって法廷で争われる可能性はあるのだろうか。そしてそこに仄見える中国の影とは……。“ロシア疑惑”ではじまったトランプ政権だったが、バイデン政権は“チャイナ疑惑”からスタートすることになるのか、大統領選挙をめぐって予断を許さない状況がまだ少し続きそうだ。

参考:「G News」、「G News」、「Politi Fact」、「G News」ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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