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人を呪殺した経験をもつ“混沌の魔術師”が実体験を暴露「呪いはピストルと同じ」「1日30分で魔術師になれる」

2020.12.10 16:00 編集部

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――中学時代に呪殺を経験されたのですか！

黒野　はい。呪いというのはピストルと同じでヒットすれば死にますからね。

――よく言う“呪詛返し”をすれば難を逃れることもできるのでしょうか？

黒野　いいえ。一度呪いが発砲されたら跳ね返すことはできません。

――ひいい。中学時代にそんな能力を得てしまったら大変だったのでは？

黒野　僕の魔術能力は中学時代に一部ですでに評判でした。魔術の修行だとして、無料でいろんな人に魔術をかけていましたからね。Y地区の市議会議員Xが、中学生の僕に「●●を落選させて」とお願いしてきたこともあります。ええ、当然、落選しました。政治関係はほかにもありますけど。ちなみに、中学のときに身に着けた魔術で家の家計を立て直し、金持ちレベルにまで到達しまして。僕はたくさんのお金を得ることができたので中学時代ですでになんでも自分のお金で買い物をして、怪しげな脱法ドラッグなども一通り楽しみましたね。

――スーパー中学生ですね。「1日30分であなたも現代の魔術師になれる」を読めば誰でも呪殺能力が身につくのでしょうか。

黒野　この本には憎い相手の爪や神を入手して人形を作り、それを針でブッ刺す妖術の方法なども載っています。ですが、基本的に呪殺は相当な覚悟と修行が必要です。

■魔術意識に切り替えるための修行

――修行というと、具体的にはどのような実践をするのでしょうか。

黒野　本に詳しく書いてありますが、代表的なのは

・30分間ピクリとも動かない「不動法」

・呪文を唱える「聴覚集中」

・物体に集中して思考を停止させる「物体集中」

・図形を心の中で思い描いて目に映るものに集中する「視覚集中」

　など。そして大事なことは、些細な習慣を放棄したり、何かに固執しないこと、そして笑うことを習慣化させることです。これを続ければ精神の変容に一歩近づけます。また、日常的なシンクロや少し不思議な現象など「オカルト的な事柄」を無視しないことが大切です。我々の精神にはこうした出来事を「偶然だ」「気のせいだ」として、オカルトを排除する機能が備わっています。ですが、魔術を使う上でこの精神機能は不要となりますので、魔術意識にするためのギアチェンジが必要なんです。そのためには「めちゃくちゃ興奮してみる」「不眠、断食、視覚の集中、鏡に映る自分を見続ける」などさまざまな修行法があります。詳しく知りたい方は本書を参考に実践してみてください。

<後編に続く>

プロフィール：黒野忍（くろの●しのぶ）
1971年鳥取県生まれ。魔術結社「イルミネーション・オブ・サナテエロス」（IOT）の日本支部長を努めたが破門され、その後、混沌の騎士団に所属。著書に『続・危ない薬』『非合法ドラッグ』（データハウス）『気持ちいいクスリの作り方』（宝島社）『ドラッグソウル』（スタジオビート）『黒の書』『Graap Gohu』『21世紀の正魔術の実践』などがある。

<『1日30分であなたも現代の魔術師になれる! 混沌魔術入門』を
5名様にプレゼント>

■応募のきまり

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