精神生命体サファイアとの交流、異星人キア…!? 80年末に北米で頻発したUFO目撃事件を中津川昴が考察
■ディビス少年が交信した異星人キアの物語
このディビス元上等兵は、10代の頃からニューヨークのアレックス・メルクリンガー学校で開催されていたシルバー・マインド・コントロールを受講し、活発な想像力を通じて自己催眠術のテクニックを習得している。
彼はトランス状態でキアという名の緑色の肌をして、黄色の衣を着たエイリアンの女性と会っている。その際、彼女はディビスに彼らの星の話をしていたようだ。キアは地球から45光年離れた恒星系の惑星から地球へ宇宙船でやって来たことがあるが、別の人類に破壊されたとしている。
彼女の種族キアシオンは惑星同盟が人類を助ける為に地球へ向かっていたテレパス(テレパシー能力者)だったようだ。彼らは1992年後半までに到着する予定だったが、キオシアン文明の持つ母船には通常一隻あたり3,000人を収容し、計5機の船団に縮小されていたという。残念ながら彼女の夫は殺害されたため、彼女は息子と二人でこの小さな艦隊の司令官になり、彼女は3機を指揮し、残りの2機は成長した息子が指揮することになった。そしてこの通信を通じて、ヴァンス・デイビスの精神的な守護者になっていったようだ。
■精神生命体サファイアが示した1998年までの未来世界
彼ら6人が米国で逮捕された際、審問官が一人ずつ面接を行い、無断脱走に到るまでの経緯を知る事となったが、その中心的な役割がウィジャ・セッション(西洋コックリさん)であったことが証明されていて、帰国するための作り話ではないことが判明している。
その中で、精神生命体サファイア(旧約聖書の預言者エゼキエル)が語った内容は驚くべき未来予知であり、当時まだ発生していなかったイランでの地震に伴う正確な死者数(292,236人)と地震の規模を述べていて、6人がトランス状態で交信していたと確信している。また彼らが「神の意志の道具として行動する為に選ばれた」と感じた為、軍への遵法精神や約束を、それより低いものに感じ始めていたのだ。その為、1989年、ドイツの基地でプロジェクトを遂行中、ディビスは「物理的な世界と精神的な世界の境界線」がぼやけていることを感じ始めていた。またディビスは生まれ変わりを信じ、彼は前世で神々に犠牲にされたと信じていたようだ。さらに米国政府はエイリアンとの騒動の渦中にあり、実際、働いている現場のNSAで見つけられると信じていた。
サファイアは、来るべき世界最終戦争について警告し、人類は進化の一歩を踏み出そうとしていたと語っている。多くの異星人が地球の軌道上、地上、もしくは地下にいて、彼らとテレパシーを通じて接触していた。そこでは2つの異星人グループが存在し、米国政府と同盟関係にあり、無垢な人々を拉致して医療実験を行なっていたことを指摘している。サファイアは、彼ら6人がその件を疑っていたので、米国政府と異星人との密約について語ったようだ。そこで1998年に偽のメシアが姿を現すことになると述べ、欧州を離れるように彼らに助言している。ただUFO見たさや、UFO大会に出たいからではなく、その地域をよく知っていて、親戚が住んでいたから避難したと言う証言が脱走の主な理由としては、正しい。
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