本当は怖い「日本の節分」がヤバすぎる!絶対に後ろを振り返ってはいけない!?

 2021年は例年と異なり、2月2日が節分だ。節分は二十四節気の一つ、立春の前日に当たるが、地球の公転周期は365日より6時間ほど多いため、その日は年によって変動することになる。今年の立春は2月3日に当たり、それに伴い例年から1日前倒しされたのである。

 さて、今日の日本では節分の日、豆まきや恵方巻といった行事が広く行われるが、地方によってはさらにユニークな風習があるという。さらにその背景を調べてみると、興味深い歴史や恐ろしい伝説が隠されていることも珍しくない。

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画像は「Getty Images」より引用

 節分に豆をまいて鬼を払うという習慣は、何と900年前から続いているとされる説もあるという。皇室で行われていた「追儺」(ついな)という邪気払いの儀式が由来で、中国にゆかりがあるともいわれている。

 豆をまく以外の風習として広がっているのは恵方巻だ。その年の恵方を向いて巻き寿司丸ごとを頬張り、一言も発さずに黙々と食べるというこの習慣は、もともと関西の特に大阪で行われていた習慣とされている。由来には諸説あるが、色街の遊女たちに男性器に見立てた太巻きを食べさせる卑猥な遊びが元になったという説もある。そんないわくつきの風習も、1990年後半、コンビニ各社が恵方巻きを扱うようになったことから今や全国区となった。

 一方、日本各地を見渡せば、まだまだ節分に際して行われる地域限定の習わしも残っている。

 西日本一帯で今も受け継がれているのが「柊鰯」(ひいらぎいわし)だ。柊の葉がついた枝と焼いた鰯の頭をさした櫛を束ねたものを玄関や勝手口に打ち付け、柊の葉の棘と鰯の臭いで鬼を追い払うというものだ。

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画像は「Getty Images」より引用

 柊鰯をはじめ、節分にユニークな風習が数多く残っているのが四国だ。「金玉の砂下ろし」もそうだ。名前こそたいそうだが、節分にこんにゃくを食べることを指している。かつて当地では、泥にまみれた農作業をしていると睾丸に砂が溜まると信じられており、それを節分にこんにゃくを食べることで排出しようというのが由来だ。

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