「臨死体験」ができる激ヤバ瞑想法を徹底解説! 人生観が激変、世界の仏教僧を研究した学者ゴードン教授・独占インタビュー!
新型コロナウイルスの流行により、東京や大阪といった大都市では緊急事態宣言が発令され、今年も異様なゴールデンウィークを迎えている。長引く非常事態に気が滅入っているという人も多いだろう。そこでトカナでは、過去に好評だった記事を再掲する。
今回再掲するのは、臨死体験の科学的解明に挑む英・ダービー大学のウィリアム・ヴァン・ゴードン博士への独占インタビューだ。一体、臨死体験とは何なのか? 自らも仏教僧であるゴードン博士が語る、瞑想と臨死体験の関係とは? 博士の語る研究の最先端に、ぜひこの機会に触れていただきたい。
(編集部)
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死の淵から生還した人々は時に体外離脱、強烈な光の体験、人生の再体験、神や天使との遭遇など不思議で神秘的な体験を報告する。強烈な臨死体験を経て、人格的・宗教的改心を遂げる人も少なくない。
一体、臨死体験とは何なのか? それを科学的に解明することは難しい。
それを科学的に解明することは難しい。なぜなら臨死体験は不意に訪れるものであり、実験のために再現することは現実的・倫理的に不可能だからだ。しかし、英・ダービー大学のウィリアム・ヴァン・ゴードン博士によると、熟達した瞑想修行者は意識的に臨死体験を引き起こす瞑想「MI-NDE(臨死体験瞑想)」を行うことができるため、臨死体験を科学的に解明することは可能だという。トカナではすでにその研究内容をお伝えしているが、この度、より詳しい話を聞くためゴードン博士にインタビューを敢行。インタビュー前編となる今回は、ゴードン博士の研究・関心とMI-NDE(臨死体験瞑想)について伺った。インタビュー後編では、臨死体験瞑想の衝撃の体験内容をお伝えする。
――ご多忙の中、インタビューをお引き受け頂きありがとうございます。まずはご自身の主な研究と関心を教えてください。
ゴードン博士(以下、博士) 主な関心は瞑想体験にあり、専門は心理学の一分野である「瞑想心理学(contemplative psychology)」と呼ばれるものです。研究テーマは瞑想体験を科学的に解明することです。こういった分野に興味を持った理由は、私が元々仏教僧だからです。今日も朝4時に起きて瞑想しましたよ。
――ご自身も仏教僧だったんですね!
博士 仏教の一派であるテーラワーダ仏教が盛んなスリランカで得度しました。ですが、テーラワーダ仏教徒というわけではなく、世界中の様々な仏教学校やコミュニティで学んできました。日本の禅仏教にも触れたことがあります。
そこで気づいたことですが、仏教には多種多様な宗派がありますが、どれも向いている方向は同じということです。道は違いますが、最終的に行き着くところは同じだと思っています。
――なるほど。そうした理由で瞑想を科学的に研究されているわけですね。今回の研究では、MI-NDE(臨死体験瞑想)を研究されていますが、これはどういった瞑想なのでしょうか?
博士 臨死体験(Near-Death Experience, NDE)は、不意に起こるトラウマ的出来事です。NDEで人々は体外離脱などの不思議な体験を報告しています。しかし、臨死体験は自分で意図的に引き起こせるものではありません。ところが、熟達した瞑想修行者の中には意図的に臨死体験を引き起こせる人々がいるのです。この瞑想法を我々は「MI-NDE」と呼んでいます。
――今回MI-NDEを研究した理由は何ですか?
博士 MI-NDEの研究は臨死体験や精神を研究する上で重要だと思ったからです。MI-NDEは仏教の伝統の中でも言及されてきましたが、これまでそのことを科学的に検証する研究がありませんでした。もちろん瞑想に関する科学的研究はありますが、MI-NDEに関する研究は今回が初めてです。
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2024.10.02 20:00心霊「臨死体験」ができる激ヤバ瞑想法を徹底解説! 人生観が激変、世界の仏教僧を研究した学者ゴードン教授・独占インタビュー!のページです。仏教、臨死体験、MI-NDE、ウィリアム・ヴァン・ゴードン、瞑想心理学、トカナ独占インタビューシリーズ(海外編)などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで