公開後に人類滅亡の警告? ガチすぎる滅亡映画『グリーンランド―地球最後の2日間―』が公開された本当の理由
■超富裕層が地下シェルター買い漁り
先日、離婚を発表した大富豪ビル・ゲイツの妻メリンダが「ビル・ゲイツ氏が緊急事態に備えて地下シェルターを用意しており、食料を貯蔵している」と暴露したが、各国の富裕層はすでにシェルターの購入に走っている。「Vivos」はじめ、「ライジング・S・カンパニー」などの核シェルター製造・販売会社が現在急成長を遂げており、一人の顧客が1000個以上購入することもあるそうだ。
また、国が作ったシェルターには、選ばれた者しか逃げ込めないことも歴史が証明している。米ジャーナリストが2017年に暴露した内容によると、1940年代、ワシントンに万が一のことがあったときのために、避難用シェルターが人里離れた山奥に建てられたというのだ。しかも、米政府の要人約1400人のみが収容できることもすっぱ抜き、大きな話題になった。しかも恐ろしいことに、現在に至るまでこのシェルターは改修が繰り返され、5000人以上を収容できる超巨大シェルターになっているそうだ。同様のシェルターが米国だけで少なくとも6つ存在と突き止められている。もちろん映画『グリーンランド』のような惑星衝突にも備えた対応に改修されているだろう。
■実際にグリーンランドにシェルターがある!
米軍が1960年代、グリーンランドの北西沿岸部から内陸に220キロほどの場所に、極秘の地下都市「キャンプセンチュリー」を建設したことも事実だ。この施設の存在はデンマーク政府にすら知らされず、小型の原子炉まで持ち込んだ本格的なミサイル基地かつ病院や映画館までもが配備された都市として運用されていた。今でこそ廃墟になっているが、トランプ元大統領が「グリーンランド購入について話したい」とデンマークの首相に詰め寄ったこともあり、米国がグリーンランドに地下都市を再建設する噂は絶えない。
映画『グリーンランド―地球最後の2日間―』が娯楽でもエンタメでもない、本当に怖い警告映画であることがお分かりいただけただろうか。本作ではこれに加えて “人間の怖さ”も描かれていて怖さMAX。極上のハラハラを味わえる最後のチャンスかもしれない。明日隕石が落ちるかもしれないからね……。
<あらすじ>
突如現れた彗星の破片が隕石となり地球に衝突。さらなる巨大隕石による世界崩壊まで残り48時間に迫る中、政府に選ばれた人々の避難が始まる。建築技師をもつジョン・ギャリティと妻と息子も避難所を目指して輸送機に駆けつけた。しかし、息子は受け入れを拒否され、家族は離れ離れに。人々がパニックに陥り、無法地帯と化していく中、生き残る道を探すギャリティ一家が目にしたのは、非常事態下での人間の善と悪だった――。
『グリーンランド―地球最後の2日間―』
監督:リック・ローマン・ウォー
出演:ジェラルド・バトラー モリーナ・バッカリン ロジャー・デイル・フロイド、スコット・グレン
6月4日(金)全国ロードショー
https://greenland-movie.jp/
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2024.10.02 20:00心霊公開後に人類滅亡の警告? ガチすぎる滅亡映画『グリーンランド―地球最後の2日間―』が公開された本当の理由のページです。地球滅亡、隕石衝突、グリーンランド―地球最後の2日間―、ジェラルド・バトラーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで