【速報】6月開示予定の「UFOレポートの中身」をNYタイムズが暴露! ペンタゴンの最終結論、宇宙人の証拠は…!?
今月にも米議会に提出される予定の米国防総省「UFOレポート」の概要が判明したと、米「The New York Times」が6月3日付で報じた。草案を見たという匿名の政府当局者が同紙のインタビューに応じて明かしたもので、レポートは「目撃された物体はエイリアンの乗り物であるという証拠はない」が、「米国の開発した技術によるものではない」と指摘しているという。
トカナでもたびたび報じているように、近年、米海軍のパイロットによるUAP(未確認航空現象)目撃報告が相次いでいる。今月米議会に提出される予定の「UFOレポート」は、目撃事例の詳細はもちろんのこと、様々な情報や分析を米国防総省がまとめた全世界のUFOマニア待望の報告書である。このレポートには2004年のニミッツ事件をはじめ、2014年にスーパーホーネットのパイロットが物体に衝突した事件、2015年に飛行機のカメラでUAPが撮影された事件などの調査・分析が含まれているという。
だが、その内容は世界が期待したような踏み込んだ内容にはならなそうだ。「The New York Times」の記事によると、レポートでは過去20年間に発生した120件以上の目撃事例(ほとんどは米海軍によるもの)が「米軍や、その他米政府の先進的な技術によるものではない」と述べられており、UAPが米軍・米政府が持つとされる極秘技術の産物であるという仮説を否定しているという。しかし、UAPの原因・正体については曖昧なままで、「エイリアンの乗り物である明確な証拠はない」としているというのである。
パイロットらに目撃されたUAPは、急加速したり突然飛行する方向を変えたり、さらには水中に潜ったりと不可思議な動きを見せており、自然現象や観測気球などではとても説明しきれないものである。そのことは艦艇や戦闘機のレーダー、カメラなどでもはっきりと記録されている。レポートはこの点を認めているが、それがエイリアンの技術であるという証拠は提示されず、代わりにいくつかの目撃事例がライバルとなる海外勢力——つまりロシアや中国による実験技術である可能性を指摘している。特に諜報機関は、ロシアや中国が極秘裏に極超音速推進技術の実験を行っているという懸念を抱いているようだ。もしもこの推測が事実だった場合、両国は米軍より遥かに高い技術レベルに達していることになるからである。
記事によれば、残念なことに今回提出されるレポートにも、一般には内容が公開されない「機密文書」が含まれるようだ。匿名の情報提供者によれば、その中にもUAPがエイリアン技術によるものであるという証拠は含まれないというが……。また、「The New York Times」も指摘しているが、今回のレポートは「UAPがエイリアンの宇宙船である」可能性を明確には否定していない。つまり、海軍のパイロットたちが目撃した物体がUFO——エイリアンの乗り物である可能性は米国防総省ですら否定できないということなのだ。
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