【警告】Y染色体が急速劣化中、もうすぐ男性滅亡か!? 劣化遺伝子が蓄積し… 天皇家の男系問題、解決のカギは遺伝子工学?
昨今、「LGBTIQA」と名指される性的少数派(セクシャル・マイノリティ)が注目を集めている。Netflixでは「クィア・アイ」が人気を博し、性別を「男・女」と二つに切り分けること自体が古臭くなるような、新しい時代の潮流が高まっている。
しかし、人類は進化の過程において「有性生殖」を選択し、長きにわたり歴史を紡いできた。それゆえなかなか「男女」という枠組みを離れることは難しい。たとえば王族の血統が問題になる。日本でいえば万世一系・皇統の問題が「男女」の枠組みに直面せざるを得ない。事実、日本においては「皇室のY遺伝子」をいかに継承すべきか、宮内庁ならずとも頭を悩ませている。
ところが遺伝子技術が、この問題を解決するかもしれない。技術革新が進めば、万世一系どころか、万世一人の天皇による統治も夢ではないのである。
すでにトカナでは、この新たな時代を予見してきた。以下、Y遺伝子の消滅可能性がセクシャル・マイノリティの権利獲得の時代に合致していることを指摘した2019年7月の記事を再掲する。
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男性か女性かを決定するY染色体は急速に退化しつつあり、このままだといずれY染色体は消滅するともいわれている。この大問題に対し、人類に打てる手はあるのか? 男性はどうなってしまうのか? 科学ニュースメディア「Big Think」が7月24日付で取り上げている。
・The Y chromosome is disappearing – so what will happen to men? (Big Think)
■Y染色体の危機
人間にはX染色体とY染色体の二種類の性染色体が存在し、XXは女性、XYは男性となる。Y染色体には男女を決めるマスタースイッチであるSRY遺伝子が存在するが、それ以外にはほとんど遺伝子が存在しておらず、見た目にもX染色体より小さくしなびている。
Y染色体もかつてはX染色体と同じくらいのサイズで多くの遺伝子を含んでいたが、多くの遺伝子が別の染色体へと流出してしまったと考えられている。X染色体を含むその他の染色体と異なり、Y染色体では子供に受け渡す前にシャッフリング(組み換え)が行われない。これはつまり、父から息子へとダイレクトに受け継がれ、その際に異常が取り除かれず、蓄積してしまうということだ。そのため長い時間の間に劣化してしまっており、460万年後には消えてしまうという推定も存在する。
だが最近になって、Y染色体には消滅を止める仕組みが備わっていることもわかってきた。2017年に専門誌「PLOS Genetics」に掲載された論文によれば、Y染色体が遺伝子の増幅を起こしやすく、大規模な構造の再編成が可能であるという。さらには、Y染色体には大規模なパリンドローム(回文構造。DNA配列が前でも後ろからでも同じ領域)が存在しており、その中に損傷した遺伝子修復に必要な“バックアップ”が含まれているというのである。
ただし、この仕組みがY染色体を消滅の危機から救ったのか、それともギリギリのところで持ちこたえているだけなのか、科学者らの見解は分かれている。
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