【二ビル速報】「プラネット・ナインはすでに撮影されている」天文学者暴露 人類滅亡?
またしても、二ビルに関する新情報がもたらされた。
太陽系の一番外にあるとされる惑星「プラネット・ナイン」。古代シュメール文明では「ニビル」と呼ばれ、地球に壊滅的被害をもたらすと恐れられた惑星の画像がすでに存在するかもしれないという。もちろんプラネット・ナインはまだ未発見であり、その姿を見たものはいない。では、どうしてその姿を写した画像が存在すると言えるのだろうか?
プラネット・ナインはその名の通り、太陽系に存在するとされる第9番目の惑星を指す。以前は「プラネットX」とも呼ばれていたが、冥王星が準惑星になったことで呼び名が変わってしまった。その存在を示す数多くの証拠がありながらも、まだ観測されていない宇宙の謎の一つである。その存在に科学者が気づいたのは1988年とかなりの最近のこと。アメリカ海軍天文台のロバート・ハリントン博士が、天体間の引力による軌道のブレである「摂動」を研究する過程で、プラネット・ナインの存在が示唆された。この時はさほど科学界の注目を浴びなかったが、2016年に米国カリフォルニア工科大学のコンスタンティン・バティギン氏とマイケル・ブラウン氏らが、「カイパーベルト天体」と呼ばれる太陽から非常に遠いところを公転している天体の軌道を観測したところ、6つのカイパーベルト天体の軌道が、偶然ではありえない偏りをみせていたため、それらに影響を与える惑星があるのではないかという疑いが生じ、プラネット・ナインの存在が再び脚光を浴びるようになった。また近年、学術誌「Annual Review of Astronomy and Physics」に掲載された、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学物理学・天文学科のブレット・グラッドマン氏と米・アリゾナ大学月惑星研究所のキャサリン・ヴォーク氏らの共同研究により、太陽系外縁部に未知の惑星が必要であることがコンピュータシミュレーションで判明しており、より一層二ビルの存在の信憑性が高まっている。
地球の10倍ほどの質量を持ち、海王星の公転軌道よりも20倍遠い軌道を通っていると推測されているが、自ら光を発しない天体であることに加えて、2万年という長大な公転周期を持ち、あまりにも地球から離れてしまっているため、観測が難しいとされる。
「Mysterious Universe」(10月17日付)によると、今年8月、バティギンとブラウンはハワイのすばる望遠鏡を使って、プラネット・ナインが伏在していると考えられるおうし座の狭い範囲の調査を発表した。この時に撮影された画像にプラネット・ナインが含まれている可能性があるというのだ。
「もしプラネット・ナインが現在進行中の大規模な天空調査ですでに画像化されていても不思議ではありませんが、そうでなくても、数年後に稼働を開始するヴェラ・ルービン天文台から隠れるのは難しいでしょう」(ブラウン氏)
マイケル・ブラウン氏は、「デイリー・ギャラクシー」のインタビューで、彼らのモデルによってプラネット・ナインが見つけやすくなったと同時に見つけにくくもなったと説明した。プラネット・ナインは、当初疑われていたよりも太陽に近い位置にあるものの、当初考えられていたよりも小さく、地球の約5倍の大きさしかないと予想されるのだ。プラネット・ナインは暗い天体であるものの、目に見えないほどでなく、ブラウン氏はすでにすばる望遠鏡によって画像化されていると考えているという。
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