チュパカブラがビッグフットに「シェイプシフト」する瞬間の目撃事例がすごい!

 鋭い牙と爪を持つ謎の吸血生物チュパカブラは、1995年にプエルトリコの農場で初めて目撃されて以来、その噂は瞬く間に各国へと飛び火。わずか20年の間に、アメリカ大陸を代表するUMA(未確認生物)としての地位を確固たるものとした。チュパカブラはスペイン語で、「ヤギ(カブラ)を吸う(チュパ)者」という意味になる。これはヤギや牛などの家畜の血が抜き取られていたことに由来する。スペイン語圏ではChupacabras(チュパカブラス)と呼ばれるのが一般的だ。

チュパカブラ。画像は「Wikipedia」より


 チュパカブラについて興味深い点の1つにその姿の多様さがあるが、驚くべきことに「Mysterious Universe」(11月19日付)によると、多くのデータがチュパカブラが自らの姿を自在に変えられる「シェイプシフター」であることを示しているという。

 1995年8月、プエルトリコのカノバナス地方では、農場の動物が奇妙な形で襲われる事件が相次いだ。ヤギ、ニワトリ、ブタなどの家畜が、首に深い刺し傷を負って死んでいるのが発見され、死体から大量の血液が抜き取られていた。チュパカブラを最初に目撃したのは、カノバナスに住んでいたマデリン・トレンティーノという女性だ。彼女の体験談は2011年に出版されたベン・ラドフォードの著書『Tracking the Chupacabra』に詳しく書かれている。

 トレンティーノによると、チュパカブラは小型の動物で、二本の脚で飛びながら走り、頭と背骨の後ろには羽毛が生えそろっていたという。その後もチュパカブラの目撃は絶えなかったが、目撃者が語るチュパカブラは、不思議なことにトレンティーノの描写とは大きく異なっていた。ある者はチュパカブラは四足歩行していたと話し、ある者は目の色が赤だと言い、別の人物は青かったと話した。また、コウモリのような羽や鳥のような翼があったと話す者もいた。

 可能な説明の1つは、チュパカブラが自らの姿を自在に変えられるシェイプシフターであるということだが、興味深いことに、チュパカブラが巨大類人猿型未確認生物「ビッグフット」に変身したという報告もある。目撃者の目の前で、チュパカブラがまばゆい白い光に包まれ、その後、髪の毛で覆われた巨大な類人猿に変身したというのだ。しかもその目撃例は1つではないそうだ。

 チュパカブラとビッグフットが同一の生物だというのは面白いが、もしかしたら彼らが今も発見されていないのは、彼らがシェイプシフターであり、たとえば兎や鹿など普通の動物に化けることもできるからではないだろうか? 今後の有力情報に期待したい。

参考:「Mysterious Universe」、ほか

TOCANA編集部

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