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全部当たる禁断の預言書『日月神示』を書いた岡本天明の知られざる人生とは？　黒川柚月・インタビュー

2021.12.07 16:00 文＝白神じゅりこ

◆先祖の因縁が深いとスピリチュアルに走る？

──特に、昔は今よりも知的障害者に対する偏見や差別がきつそうですものね。原因がわからないからこそ、見えざる力に頼らざるを得なくなる。身内に障害者が出たら「先祖の因縁」と言う霊能者もいますよね。

黒川　当時の常識の範疇では救われなかったからこそ、信仰に走るのでしょう。封建制度がある昔からの金持ちの家ほど因縁が濃かったりするんですよね。天明は、江戸時代から代々続く新田開発集落の庄屋の息子だったんです。だけど、明治時代の近代化に伴う経済の変遷に対応できなく没落したんです。それでも天明の父は朝鮮に渡って商売を始めたけど、失敗して全財産を失ってしまいました。そのうえ知的障害者の兄の面倒も見なくてはならず、相当精神的に追い詰められていたんでしょうね。

黒川　出口王仁三郎の入蒙＊の陰の手引をしたと言われ、エリート軍人だった矢野祐太郎という人がいたんです。矢野祐太郎は幼い頃から神童で有名だったんですが、父親違いの姉は知的障害者だったんです。エリート軍人で地位も有り、社会で成功したとみなされる矢野祐太郎が信仰の道にわざわざ入ったきっかけは、そういった家族の問題も一面にあったんです。

＊入蒙　大正１３年、王仁三郎が責付（せきふ）出獄のまま出国して内モンゴルで馬賊とともに活動後、現地で拘束・武装解除され、日本に帰国した騒動。

──それにしても同じ血を分けた兄弟でも、天才とそうでない方とで分かれてしまうのですね。

黒川　心理学者の喩えで言いますが、「象徴の海で溺れている人が狂人で、泳いでいる人がシャーマンである」と表現をしています。ほんのわずかな違いなんですよ……。

　後編では、黒川氏に人類滅亡から予言、不思議な体験など盛りだくさんに語っていただく。乞うご期待！　
（取材・文＝白神じゅりこ）＜後編はこちら＞

＜イベントのお知らせ＞
黒川柚月氏が2021年12月12日ヒカルランドパークにて
日本列島の艮の霊性について語る講演会を開催！
今まで未公表の神示も公開していきますので、乞うご期待ください！

「時空と繋がる《UFO・魂・霊界》連続講座王仁三郎、日月神示グレートインパクト（大立替え編）」
講師：黒川柚月（ゲスト：上領國資）
日時：2021年12月12日(日)　
開場：17:30
開演：18:00
終了：21:00

【受講料】
会場参加料金　：6,000円

【会場】
ヒカルランドパーク7階セミナールーム
詳しくはこちら→https://hikarulandpark.jp/shopdetail/000000003718/

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