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もうすぐ富士山噴火＆日本滅亡!? 当たりまくる予言書『日月神示』岡本天明の見た未来…黒川柚月インタビュー

2021.12.08 16:00

　『日月神示』とは、神道研究家にして画家・岡本天明（1897年（明治30年）12月4日〜1963年（昭和38年）4月7日））が自動書記で記した高級神霊団からのお告げをまとめた書物だ。『日月神示』は、日本の敗戦から復興などを詳細に予言、的中させたことで知られる。さらには、これから来る、日本の恐るべき未来までもが記されているのだ。

　最近でも、新型コロナウイルスのパンデミックをズバリ予言的中させたことで、『日月神示』に対する人々の関心はますます高まってきている。

　そんな話題の予言書『日月神示』の神示を降ろした岡本天明の謎めいた生涯に迫る伝記『増補改訂版 [日月神示]夜明けの御用岡本天明伝』（ヒカルランド）が神道研究家・黒川柚月氏によって10月5日に上梓された。

　本書は2012年に出版された『[日月神示]夜明けの御用岡本天明伝初めて明かされる雛型神業の足跡!』に、新情報を追加したものである。日本全土を巡る岡本天明の交遊録から、近現代の日本の霊脈が見えてくる超大作だ。

　予言研究家である筆者・白神じゅりこは、これまでも『日月神示』の予言に注目し、度々言及してきた。『日月神示』によると、この世は最終的に理想的な神の世界「ミロクの世」に立て直しされる。しかし、その前に、この世界の構造を破壊するとてつもない「立替え」が起こるのだ。文明の転換期である今、日本で最も『日月神示』の予言を知り尽くした黒川柚月氏に終末予言インタビューを行った。

＜前編はこちら＞

◆人類滅亡予言が外れる理由

──黒川さんは、人類滅亡予言についてどう思われますか？

黒川　有名な「ノストラダムスの大予言」もそうですが、人類滅亡予言は古代からたくさんありますよね。いろいろな予言が繰り返し出てきますが、どれも外れてばかりいます。実際に人類滅亡予言が当たったら、たまったものではありませんが（笑）。

──でも、何度外れたとしても、人類滅亡予言に惹かれる人はとても多いですね。

黒川　夢占いでも死ぬ夢とか歯が抜ける夢とは、再生を象徴していると言われます。蛹から蝶になるメタモルフォーゼみたいですね。『日月神示』においてはそれが「立替え・立直し」と記されており、それらは人類滅亡レベルの大災害や大異変を指します。

　天明は、自分らが生きている時に「大立替え」が来ると信じていたので、富士山が大爆発するとも信じていました。でも、実際には起きませんでしたよね。なぜ起きなかったかというと、救いがあったからです。人類滅亡予言が外れたということは、既に救われているということだし、良い方向に軌道修正されているのだということを指摘したいです。

──予言は悪い未来を回避するための警告という意味もあるんでしょうね。

黒川　昭和20年8月の終戦で日本が負けて全部潰れたと思った人も多かったんです。ですが、『日月神示』には、これで終わりではないと予言されていたので、軍人達が自決を取りやめて、新たな日本建設の道におもむいた話しもあるんです。

◆『日月神示』の立て替え・立て直しとは？

──予言によって救われた命もあるんですね。でも、『日月神示』には、日本は戦後復興するけれども、日本人の精神が骨抜きになるという悪い予言も書かれていますよね。

黒川　1度立て直しても、また立て替えがくるんです。神の経綸は「入れ子入れ子」状態でで破壊と再生が次々と繰り返される。それが、小さく来るのもあれば、大きくドカンと来るものもある。つまり、立て替えと立て直しには、小サイクル大サイクルといろいろな種類のサイクルがあるんです。国家や王朝もだいたい150〜250年くらい周期で滅びます。江戸時代の人達だって、徳川幕府が未来永劫に続くと思っていました。でも、 260年も続いたのに黒船来航から、あっという間に15年で滅亡したでしょう。なので、ある種の人たちは、この日本国政府が未来永劫に続くと思っていますが、それも何の確証もないんですよ。

──私はもうこの文明自体が滅亡すると思っています。文明のサイクルはだいたい2000年ぐらいでしょう。そして今の文明がちょうど2000年ぐらい経っているわけですから。

黒川　文明も末期だし今の日本も末期ですよ。末期になると世襲議員というのが増えてくるしね。北条氏が執権職を独占世襲した鎌倉時代と同じ状態です。

◆『日月神示』の予言「悪の仕組みはグレンとひっくり返る」のは今だ！

──長らく続いたピラミッド支配構造のなかで、格差も広がり、今では世界の1％の富裕層が、残りの99％の人々の資産を上回ると言われています。さらに、コロナを利用してその差を広げる計画もあるとか。

黒川　でも、それが今、「グレンとひっくり返る」時に来ていると思います。

──そう、「悪の仕組みはグレンとひっくり返る」という予言が『日月神示』にはありましたね。権力を独占している一部の人たちが利益ばかりを追求しすぎるあまり、善と悪のバランスが崩れて『日月神示』で予言されているような富士山大噴火やポールシフトで未曾有の大災害などが起きて、この世界が破滅に向かっていくと思うんです。

黒川　だからこそ、最近、日本各地で地震が増えていますよね。10月7日に千葉県北西部でM6.2の巨大地震が起こり、埼玉県・東京都などの首都圏で東日本大震災以来、最大震度5強を観測する地震が発生しました。10月20日には、阿蘇山も噴火したしね。今朝もちょうど茨城県北部でM5.2の地震が起こりましたしね。時代の転換期である幕末のころも地震が多かった。

◆東日本大震災の前に起こった不思議な体験

──ところで、黒川さんには霊感があるんでしょうか？

黒川　私はUFOを見たりとか不思議な体験をしたことはありますが、自分ではあまり霊感があると自覚したことはなくて。でも直感はあると思っているので、私は、何でも直感で決めています。以前は、地図を見ながら「地名が興味深い（古代の豪族に絡むような地名）から」という理由だけで、そこに行ったりしていました。だけど、東日本大震災の半年ぐらい前から「禊をしなければいけない」と思ってずっと水に浸かって禊した時期があったんです。

──どこの水に浸かっていたのですか？

黒川　自然の場所ですよ。川や海辺、湖とか。神社には、御手洗池の禊場というのがあってそこに浸かったりしていましたね。そしたら、同じ時期に神道研究の仲間も「なぜかわからないけれど、今は禊をしないといけない」と言って一緒に禊しました。

──それは不思議ですね。

黒川　そう、なぜかわからないけれどその時はそうだった。当時は、次はここで禊、次はここで禊、という具合に次々といろいろな場所の水に浸かって禊をしていましたね。

──寒そうですね。それにしても、夜中に川に浸かっている黒川さんを見たらびっくりしますよね（笑）。

黒川　天然の水は一定の温度なので、体が慣れると大丈夫なんです。むしろ、水道水のほうが夏冬で寒暖差があり身体にきついですね。私が禊をしていたのは、人里離れた神社の池とかが主でしたから人がいない場所なんです。