【警告】大雪の後は巨大地震が起きやすいことがデータで判明!! 悪夢の首都直下地震に備えよ
2月10日(木)、関東南岸を通過する低気圧の影響により広範囲で雪や雨が降る見込みだ。首都圏では交通機関の混乱が懸念され、東京23区では警報級の大雪となる恐れもあることから、気象庁は十分な警戒を呼びかけている。不要不急の外出は控えたほうが賢明だろう。しかし実は、私たちに迫っている自然の脅威はそれだけではない。なんと大雪の後は巨大地震が起きやすいというデータがあるのだ。大雪となった挙げ句、首都直下地震にまで見舞われ、さらにコロナ禍となれば絶望的としか言い様のない事態である。雪への警戒とともに、巨大地震はいつでも起きるということを忘れてはいけない。前回首都圏を大雪が襲った2018年1月、地震前兆研究家の百瀬直也氏による記事を一部再構成してお届けする。
///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
「大雪の後に大地震が起こりやすい」という説がある。それが本当ならば、首都直下地震の懸念がこの上なく高まっている状態ということになる。至急、詳しく解説しよう。
■豪雪の後で大地震発生の例
実は、日本では以前から民間の研究者らによって、雪と地震発生の“ただならぬ関係”が囁かれていた。冬季に大雪が降った後、大地震発生が続いたケースを過去のデータから探してみよう。
・ 五六豪雪(1980年12月~1981年3月):東北地方から北近畿に記録的豪雪。
→ 1981年1月19日:三陸沖でM7.0、最大震度4
・ 五九豪雪(1983年12月~1984年3月):日本列島全体で記録的豪雪。
→ 1984年1月1日:三重県南東沖でM7.0、最大震度4。
→ 1984年3月6日:鳥島近海でM7.6、最大震度4。
・ 平成23年豪雪(2010年末~2011年2月):全国的豪雪。
→ 2011年3月11日:東北地方太平洋沖地震(M9.1、最大震度7)
・ 2016年1月24日:九州各地で大雪。
→ 2016年4月16日:熊本地震(M7.3、最大震度7.3)
・ 2017年1月17日:イタリア中部アブルッツォ州で大雪となり、非常事態宣言。
→ 2017年1月18日:イタリア中部でM5クラスの地震が連続発生、雪崩などの被害。
■科学的裏づけがある!
それにしても、降雪の後に数多くの大地震が発生するなど、科学的にあり得る話なのだろうか? 実は、過去に米カリフォルニア州の巨大活断層(サンアンドレアス断層)で発生した大地震を解析し、それが冬季の雨と雪によって引き起こされたことを突き止めた科学者たちがいる。
昨年の「ニューズウィーク」誌の報道によると、カリフォルニア大学バークレー校の科学者、ローランド・バーグマン氏とクリストファー・ジョンソン氏は、「季節負荷」が活断層に影響を与えることを発見し、学術誌「サイエンス」に論文を掲載した。ここでいう「季節負荷」とは、豪雪や大雨が地殻に染み込むことにより、その重みが「負荷」となるという意味だ。2人が1781年以降に起きたM5.5以上の地震データを調べたところ、冬季の雨と雪が地震発生の“トリガー”となっている事例が多いことがわかったという。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【警告】大雪の後は巨大地震が起きやすいことがデータで判明!! 悪夢の首都直下地震に備えよのページです。断層、大雪、首都直下地震、南海トラフ巨大地震などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで