現存する「世界最恐の事故物件」7選! 無理心中、残虐病院、カルト… 精神崩壊級の恐怖!

■家族が次々と死んだ悲劇の城=米

 米国を拠点とするファッションブランド「アバクロンビー&フィッチ」の創設者、デビッド・アバクロンビーは米ニューヨーク州に城を建てた。妻のルーシー・ケイトは、4人の子供であるエリザベス、ルーシー、デビッド、アボットにちなんで、白を「エルダ城」と名付けた。エルダ城は約20万平方メートルの土地にあり、使用人の部屋を含む25部屋から構成されていた。

現存する「世界最恐の事故物件」7選! 無理心中、残虐病院、カルト… 精神崩壊級の恐怖!の画像7画像は、「The Sun」より

 エルダ城が1928年に完成してから1年後、夫婦の娘のルーシーが工場の化学爆発に巻き込まれて亡くなった。1931年にはデビッド・アバクロンビー(当時64)がリウマチ熱で病死し、その6年後には息子のデビッドも事故死した。ルーシー・ケイトは夫の死後、1955年に亡くなるまで、ニュージャージー州で長女のエリザベスと一緒に暮らした。

 エルダ城に誰も住まない期間が長く続き、城の一部は放火された。2019年に約1億5千万円で売却された。

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■「魔女の家」として知られる幽霊屋敷=伊

 伊ロンバルディア州コモ湖の近くには、「魔女の家」として知られる幽霊屋敷がある。魔女の家は、フェリックス・デ・ヴェッキ伯爵と彼の家族が夏に過ごす別荘として1854~57年に建てられた。貴重なフレスコ画と約5260平方メートルの土地が自慢の屋敷だった。

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 屋敷が完成してから5年後の1862年、伯爵は家に帰ると、妻が無惨に殺害され、娘が行方不明になっていることを知った。伯爵は1年かけて娘を探したが見つからず、絶望して自分の命を断った。伯爵の兄弟が第一次世界大戦まで屋敷に住んでいたが、その後は誰も住む者がいなかった。

 幽霊屋敷の噂のせいで、1960年代に売りに出された魔女の家は最後まで売れなかった。2002年の雪崩で近隣のすべての家屋が破壊されたが、魔女の家は現在も残っている。

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