【3.11から11年】超巨大地震の再来が目前に迫っている! 太陽黒点「11年周期」と恐怖のリンク
11日で東日本大震災から11年となる。犠牲者の冥福を祈るとともに、防災に対する心構えを新たにすべき時だ。今回、筆者が1900年以降に起きたM8.5以上の巨大地震の発生時期を調べたところ、太陽黒点の数が増減する11年という周期とシンクロしていることが判明した。そうなると、2011年から黒点数の周期がちょうど一巡する2022年は世界的に巨大地震に注意しなければならない。過去のデータを示しながら解説する。
■世界10大地震はどこで起きたか? 戦慄の真実
「VOLCANO DISCOVERY」という海外サイトに『Find the top 10 largest quakes on a given day, month or year』と題した記事があり、1900年以降に世界各地で起きた10件の巨大地震を紹介している。
これらの巨大地震の震源を見ると、やはり「環太平洋火山帯(リング・オブ・ファイア)」に集中している。10件を規模の順に並べると、以下の通りとなる。
1. 1960/05/22:チリ地震、Mw9.5、死者5700人(日本142人)、津波18m
2. 1964/03/28:アラスカ地震、Mw9.2、死者131人、津波67m
3. 2011/03/11:東北地方太平洋沖地震、Mw9.1、死者・不明者約2万2000人、津波9.3m以上
4. 2004/12/26:スマトラ島沖、Mw9.1、死者・不明者約22万人
5. 1952/11/04:カムチャツカ地震、Mw9.0、死者2千人以上、津波10m以上
6. 2010/02/27:チリ・マウレ地震、Mw8.8、死者452人、日本に津波1.28m
7. 1906/01/31:エクアドル・コロンビア地震、Mw8.8、死者約2000人、津波5m
8. 1965/02/04:アリューシャン地震、Mw8.7、津波10.7m、日本に津波
9. 2012/04/11:スマトラ島沖、Mw8.6、死者5人、津波1m
10. 2005/03/28:スマトラ島沖、Mw8.6、死者約2000人、津波3m
※ 規模はモーメントマグニチュード(Mw)
さらに、1900年以降に起きたM8.5以上の巨大地震をUSGS(米地質調査所)のサイトで検索したところ、全16件あった。上記の10大地震に加えて、それ以外の6件を以下に規模の順に並べる。
11. 1957/03/09:アリューシャン地震、Mw8.6、津波22m
12. 1950/08/15:チベット・アッサム、Mw8.6、死者4000人
13. 1946/04/01:アリューシャン地震、Mw8.6、死者・不明者165人、津波35m
14. 1963/10/13:択捉島沖地震、Mw8.5、日本に津波1.3m
15. 1938/02/02:インドネシア・バンダ海、Mw8.5、津波あり
16. 1922/11/11:チリ地震、Mw8.5、死者約1000人、津波9m
下記の図では、そのM8.5以上の地震16件の震源を示す。
これら16件の地震を見ると、ほとんどはリング・オブ・ファイア上で起きた海溝型地震で、多くの場合、甚大な津波被害も伴っている。例外的に1950年のチベット・アッサムの地震だけは、内陸で起きた巨大地震だった。全16件のうち、日本で起きた地震が東日本大震災の1件だけというのが意外に思われるかもしれないが、日本における被害地震の特徴として、M6クラスの内陸地震やM7クラスの海溝型地震でも津波が起きれば大きな被害をもたらすという点が挙げられるだろう。
■太陽黒点周期との見過ごせない関係
さて、このようにリスト化してみると、1900年以降にMw8.5以上の巨大地震は平均して約7年間に1回起きていたことになる。だが、その発生時期を見ると、約7年ごとに満遍なく起きていたわけではない。過去の記事でも紹介しているように、巨大地震の発生時期は「太陽黒点数の増減」とリンクが見られるのだ。では、前述の16件の発生時期を、1900年以降の太陽黒点数のグラフに重ね合わせるとどうなるかと作図したところ、次のようになった。
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2024.10.02 20:00心霊【3.11から11年】超巨大地震の再来が目前に迫っている! 太陽黒点「11年周期」と恐怖のリンクのページです。3.11、東日本大震災、環太平洋火山帯、太陽黒点などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで