【警告】最近の有感地震・噴火連発は「巨大地震の前兆」
【警告】最近の有感地震・噴火連発は「巨大地震の前兆」だ!! ラニーニャ現象、夏の猛暑… 3.11と同じコース!

ラニーニャ現象が発生したとみられるが、そうなると日本を含む太平洋の西側で大地震や火山噴火が多発することがわかっているため、今年はより一層の注意が必要となる。さらに、猛暑の後でも大地震が多発することが判明しており、現在列島は二重の意味で災害に要注意なタイミングにある。詳しく解説しよう。
■ラニーニャ現象とは!?
CNNなど米メディアの報道によると、米海洋大気局(NOAA)は10月14日、大平洋の西側で海面水温が上昇するラニーニャ現象が発生したと発表した。一般にラニーニャ現象が発生すると、大平洋に面した米国西部や中北部では、特に冬季の気温が平年よりも低くなり、降水量が多くなる。それとは対照的に、米南部の気温は平年より高く、降雨量は少なくなる。そのため、干ばつが続いている米南西部は今後も乾燥した天候が続く見通しとなる。NOAAの予測では、ラニーニャは90%近い確率で今年から来年にかけての冬まで続くという。

通常、ラニーニャ現象は1年ほど続くことが多いが、時には秋に発生して翌年春に終息する場合もある。発生中には日本の一部で厳冬(日本海側で豪雪など)になることが多く、世界的には石油などのエネルギーや食料供給が逼迫する中、さらにそのリスクが増す恐れもある。
■前回のラニーニャ現象もヤバかった
実は、太平洋の東側で海水温が高くなるエルニーニョ現象や、その逆のラニーニャ現象が発生している間は、その高温となっているエリアで大地震や火山噴火が多くなることが、筆者の研究でわかっている。例として、前回の昨年9月から今年5月まで続いたラニーニャ現象の際には、下記のように環太平洋の各地で大地震や豪雪などの災害が多発していた。
2020/12~2021/02:令和3年豪雪
2020/12/01:サハリン西方沖、M6.7、深さ619km
2020/12/21:青森県東方沖、M6.5、最大震度5弱
2021/01/15:西スラウェシ地震、Mw6.2、死者111人
2021/02/13:福島県沖地震、M7.3、最大震度6強
2021/03/05:ケルマディック諸島沖、Mw8.1
2021/03/20:宮城県沖、M6.9、最大震度5強
2021/05/01:宮城県沖、M6.8、最大震度5強
2021/05/22:中国青海省、M7.3
このように、半年のうちにこれだけ多くの大地震や火山噴火が起きたのは、ラニーニャ現象が発生していたことが一因として考えるべきだろう。
■ラニーニャ現象と大地震
では、過去のラニーニャ現象発生中に日本でどのくらい大地震が発生していたのだろうか。気象庁が公開する「震度データベース検索」において、記録が残されている1919年以降に起きたM7.5以上の地震を検索すると、46回起きていた。M8.0以上のとりわけ巨大な地震は11回であるが、そのうちエルニーニョ/ラニーニャ現象の最中に発生した地震は以下の通りである。
1919年~2021年:日M7.5以上(全46回)
・エルニーニョ発生中:10回 21%(全期間35%中 少ない)
・ラニーニャ発生中:17回 37%(全期間20%中 非常に多い)
・どちらもない:19回 41%
1919年~2021年:日本M8.0以上(全11回)
・エルニーニョ発生中:5回 46%(全期間35%中 多い)
・ラニーニャ発生中:2回 18%(全期間20%中 やや少ない)
・どちらもない:4回 35%
このように、M7.5以上の大地震は、エルニーニョよりもラニーニャの発生中に起きることが多いようだ。また、M8.0以上の巨大地震ではなぜかラニーニャよりもエルニーニョの発生中に起きることが多い。この違いを現時点で説明するのは難しいが、今後の課題としたい。いずれにしても、今回発生したラニーニャ現象が続く間は、日本で大きな地震が起きることを警戒すべきだろう。
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2023.03.20 11:00スピリチュアル【警告】最近の有感地震・噴火連発は「巨大地震の前兆」だ!! ラニーニャ現象、夏の猛暑… 3.11と同じコース!のページです。東日本大震災、噴火、巨大地震、猛暑、気象庁、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで
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