米海軍特殊部隊のサバイバル術! 両手を縛られて海に放り込まれても生き延びる方法が凄い
※ こちらの記事は2016年9月23日の記事を再掲しています。
ドラム缶にコンクリ詰めにされて投棄されたら、それこそ助かる道はないだろうが、両手を縛られたままボートの上から海に投げ捨てられても、なんかと生き残る方法があるらしい。そんな極限の状況からなんとか脱出し、生還するためのクリント・エマーソン氏のサバイバル術をイギリス「Daily Mail」紙がレポートしている。
■もし両手を縛られたまま海に放り込まれたら…
20年間のアメリカ海軍特殊部隊勤務の経験を持つエマーソン氏によれば、両手を縛られたまま海に放り込まれた時の一番の敵は、パニックに陥ることであるという。パニックに陥ると次の行動を冷静に判断することが困難になるだけではなく、過呼吸に繋がるケースが多く、過呼吸は生存に対しての一番の敵となる。
●「シンキング&バウンシング法」(沈んで飛び跳ねる)
もし放り込まれた海や水場が比較的浅い所であれば、「シンキング&バウンシング法」(沈んで飛び跳ねる)が、最も有効な方法であろうとエマーソン氏は奨励している。
この方法は以下の手順をふむ。
・息を吐いて水の中に沈み込む。
・底についた時に足を十分に曲げて、思い切り蹴り上げ、顔を水上に出し呼吸をする。
・この動作を繰り返しながら、岸に向かって蹴り上げる方向を調整し、生還する。
ポイントは、水上に顔が出ている時に大きく呼吸することと、沈みながら息を吐く時には、肺の中の空気を素早く全部出し切ることにある。肺の中に入っている空気は、思っている以上に浮きとしての効果が高いので、早く息を出しきることが、素早く沈むためには必要であるとのことである。
もし、この方法で沈んで行っても足がつかないような深い場所では、水面で顔を下にしたまま身体を浮かせ、足を曲げて後にキックする時に思い切り身体を弓なりに反らすことによって水上に十分顔を上げることが可能になる。足を後にキックした時に身体を伸ばせば、推進力も得られるので、目的の方向へ進んで行くことも出来るようになる方法であるという。
また、もし、波が高い状況や、海が荒れている状況のなかであったならば、有効な手段はローテーション法である。水から十分頭を出すことが出来るクリアランスを得ることが出来ない場合は、呼吸をするために身体を自転させながら進む方法である。身体を自転させ、顔が水面下にある時に息を吐き、顔が水上に出た時に息をするということである。
■結束帯で手首を縛られた時の脱出法
エマーソン氏は、自身の著書『100 Deadly Skills(致命的な状況から逃れる100のスキル)』の中で、結束帯で手首を縛られた時の脱出法も紹介している。結束帯は、手錠と比べて安く手軽に手に入れることが出来るので、犯罪現場で人を拘束するためによく使われているが、この結束帯を逃れる方法は以外と簡単そうである。
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