台湾でもM6.6発生、次は3カ月以内に西日本で巨大地震か!? 「台湾―西日本地震連鎖の法則」発動の恐怖
23日未明に台湾東部・花蓮市沖でM6.6の地震が発生し、日本でも与那国島などで最大震度2を記録した。この地震で、台湾では建設中の橋や道路が崩れ落ちるなどの被害が生じた。4年前に筆者が発見したように、台湾でM6クラス以上の地震が起きると、その後に西日本でも同規模以上の地震が続くことがわかっている。厳重な警戒を呼びかけるためにも、今回詳しく解説したい。
■台湾でもM6.6の大きな地震が……!
今回の地震は、日本時間の23日午前2時41分、台湾時間では1時41分に発生した。震源は、気象庁の分類では「台湾沖」となるが、台湾東部の花蓮市の東沖10kmほどの内陸に近い位置だった。平日の水曜日であり、ほとんどの人々が寝静まった時間帯に起きたことで幸いにも死者はなく、現時点では割れたガラスによる負傷者1名となっている。
台湾のニュースでは、店内の棚から商品が崩れ落ちた被害状況などが報道されている。YouTubeに投稿された防寒用固定カメラなどの映像からも、室内で家具が倒れたり物が落ちたりする様子が確認できる。
このような被害状況の動画や報道写真を見ていると、いざ自分が大地震に襲われた際に、家の中でどのような物が倒れたり落下したりするかについて考えるために、防災上の参考になる。
■台湾の研究家が予知していた
実は、今回の地震を事前に予測していた人物がいる。過去の記事で何度か紹介した、台湾の林湧森(リン・ダイソン)氏だ。林氏は独自に地震予知を研究し、ネット上で世界に向けて予測を公開しているが、その手法について以前に本人に聞いたところによると、「大気電圧の変化を計測することで予測している」とのことだ。
林氏は、過去に多くの地震予測を的中させてきた。2016年に紹介したケースでは、林氏が2月5日に自身のブログで「台湾でM6+の地震が起きる」と予測すると、翌日にM6.4の「台湾南部地震」が発生した。この時、台南市で16階建てのマンションが倒壊するなど、死者114人、行方不明3人、負傷者550人の大きな被害をもたらした。
また、今年3月6日のブログ記事で「30日間以內にカリフォルニア、オレゴン、アラスカ、日本またはロシア、M7.0」と予測。すると10日後の16日23時36分に、福島県沖でM7.4、最大震度6強の地震が発生して予測通りとなった。さらに、先月12日のブログ記事では「100日間以內に、台湾(桃園、新竹、南投、宜蘭または花蓮の近く)、M7.0」と予測。その約40日後に今回の地震が起き、場所も日時も範囲内、規模もM6.6と予測に近い結果になった。このように、高い的中率を誇る林氏の地震予測からは、今後も目を離せない。
■「台湾―西日本地震連鎖の法則」
では、ここからが本題だ。筆者は、台湾付近で大きな地震が起きると、日本でも大きな地震が続くことが多いことを過去の地震データの解析によって発見している。特に西日本で大地震が続く傾向がみられることから、「台湾―西日本地震連鎖の法則」と命名して4年前の記事で発表した。ちなみにこの時は、2018年2月5日に台湾東部・花蓮市沖でM6.7の地震が発生したことで、1年以内に西日本で大きな地震が続くことを予測した。すると、その後4カ月のうちに下記のような大きな被害地震が起きたのだ。
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2024.10.02 20:00心霊台湾でもM6.6発生、次は3カ月以内に西日本で巨大地震か!? 「台湾―西日本地震連鎖の法則」発動の恐怖のページです。台湾、法則、西日本などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで