【カムカム】アニーの正体は安子ではなく宇宙人か!? るいもひなたも戦慄、アルデバラン星人の真実

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　NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」が話題だ。母から娘、そして孫へとバトンをつなぐ三世代100年にわたる物語や、随所に散りばめられた伏線を回収しつつ進行する巧みな展開など、朝ドラの新たな地平を切り拓いた作品として今後も語り継がれることになるだろう。

　そんなカムカムが今週金曜日、ついに最終回を迎える。視聴者の最大の関心はもちろん、アメリカからやって来たアニー（森山良子）が、終戦直後の困難な状況の中で、娘・るい（深津絵里）を残して渡米した母・安子なのか、そして母、娘、孫が一堂に会する感動のシーンは見られるのか、という点に尽きる。残り4回となってもなお真相は明かされず、ツイッターなどでの盛り上がりは最高潮に達している。現在のところアニー＝安子説が優勢のようだが、これまで数々の衝撃的展開で視聴者を驚かせてきた制作陣だけに、予断を許さない状況だ。

　しかし今、水面下でアニーの“あまりにも恐ろしい正体”を指摘する声が上がり始めているという。なんとアニーは安子ではなく、ましてやアメリカ生まれの日系人でもなく、地球外知的生命体「アルデバラン星人（アルデバラニアン）」かもしれないというのだ。

　アルデバランとは、「おうし座」で最も明るい恒星（1等星）のこと。肉眼でも観測しやすく、オリオン座の中心部の3つ星を東から西へと結んで延長していくと、最初にある明るい星だ。地球から約65.3光年離れており、NASAの探査機「パイオニア10号」が向かっているが、最接近は約200万年後。恒星としてはすでに水素を使い果たして“年老いた”赤色巨星であり、太陽半径の44.2倍という途方も無い大きさまで膨張している。「アルデバランb」をはじめいくつかの惑星が存在すると考えられており、アルデバラン星人とは、まさしくこのアルデバラン系に暮らしている宇宙人のことに他ならない。

　そして実は、高度な科学技術を有するアルデバラン星人がすでに地球人と接触しているという説があるのだ。英エクセター大学で教授を務めたニコラス・グドリック＝クラーク氏（故人）が2001年に上梓した著書『Black Sun』で、驚きの歴史が明かされている。

　戦前ナチスが“空飛ぶ円盤”を作ろうと腐心していたことは有名な史実だが、同書によると研究・開発チームの主要メンバーにマリア・オルシッチという若く美しい女性がいた。彼女は宇宙人と出会い、その8日後から自らの長い髪をアンテナとして彼らと交信できるようになり、空飛ぶ円盤を作るための情報を供与されたと主張。その宇宙人は、かつて地球に降り立ち、人類に古代シュメール文明を授けた後でアルデバラン系へと移住したことを明かした。

　やがて彼女は、このアルデバラン星人の代表者とも交信するようになった。そして、終戦直前にオルシッチは忽然と姿を消してしまうのだが、彼女はアルデバラン系へと旅立ったと考えられているという。

――このように、アルデバラン系には地球外知的生命体が暮らしており、すでに彼らが地球にやって来ていることまではご理解いただけただろう。

　ではここでカムカムの話に戻って、思い出してほしい。そう、このドラマの主題歌がズバリ「アルデバラン」なのだ。実はこの曲名こそが制作陣が仕掛けた（ドラマの中でも回収されていない）壮大な伏線であり、最終盤にアニーの正体が宇宙人であるということが判明し…… という誰も想像していなかった衝撃のラストが待っているのではないかという憶測につながっているのだ。そして、3月29日放送の第104回でアニーがあんこを食べる姿が、まるで異物でも口に運ぶかのような所作だった点や、アニーが「驚きの女神」と紹介された点、出演者らがメディアのインタビューで「（最終盤は）驚くような怒涛の展開です」と口を揃えて語っている点などが、怪しさに一層拍車をかけているという。確かに、これだけアニー＝安子を匂わせておきながら、その通りだとしたら驚きの展開と言えるのか、疑問に感じる向きもあるだろう。

　そこでトカナ編集部は、アニー＝宇宙人の可能性について日本を代表するUFO研究家であり、新著『宇宙人革命』（青林堂）も話題の竹本良先生に見解を伺った。

 
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