今月10・17日前後に巨大地震発生か!? 恐怖の天体配置「惑星大集合」と「調停アスペクト」が重なる悪夢
現在、黄道上で太陽・月・惑星が狭い範囲に集まる「惑星大集合」が起きており、それが5月頃まで続くことが天文ファンの間でも話題になっている。そして問題は、2日の記事でも書いたように、惑星大集合が発生している期間は世界的に大地震が多発する傾向にあることだ。さらに、惑星大集合よりも注意を要する「調停アスペクト」という形が見られる時期が4月に控えているのだ。
■惑星大集合と地震・噴火
惑星大集合の真っ只中に日本では、3月29日~4月4日の10日間でM3.0以上の地震が44回も起きていた。比較対象として前年の同時期を見てみると17回だったので、倍増したことになる。しかも、今年の同期間で最大震度4以上の地震は6回起きているのに対し、昨年は0回。これはやはり、惑星大集合の影響が大きいと考えざるを得ない。
自然科学の世界では、太陽と月の影響については「満月や新月には地震が多くなる」といった研究論文が内外で出ており認められつつある一方、その他の惑星が特定の形を作り出したり、集合する際に大地震が起きやすいといった話は否定されている。しかし、惑星大集合と大地震の関係は筆者の研究では既成事実であり、その原理は不明であるものの、過去の巨大地震の発生時にも同様のパターンが頻繁に見られるため「非科学」ではなく「未科学」的領域といえるかもしれない。
惑星大集合については、太陽系のすべての天体が集合していなくても、7つ以上の天体が集合している場合に大地震が起きることが多い。最近の例を示すと、3月31日に南太平洋ロイヤルティ諸島でM7.0の地震が起きた際には、図のように天王星以外の9つの天体が80度くらいの範囲内に集合していた。
また、インドネシアのスマトラ島とジャワ島の間にある火山島、クラカタウで1883年8月26日に大噴火が起き、津波被害も含めて3万6千人以上が命を落としている。この時の天体配置を見ると、図のように10個すべての天体が約130度の範囲内にすべて集まる惑星大集合ができていた。このように筆者の研究では、地震だけでなく火山噴火も天体配置の影響を受けることがわかっている。
■調停アスペクトの恐怖
次に、惑星大集合に加えて、筆者の過去の研究から大地震が多発していることがわかった天体配置がある。それは、3つの天体が180度、120度、60度のアスペクト(角度)を作り直角三角形ができる「調停アスペクト」と呼ばれるもの。なぜ「調停」かというと、占星術の世界で180度のアスペクトはネガティブな意味があるのに対して、同時にポシティブな意味がある120度と60度のアスペクトも加わることによって、ネガティブな要素を「調停する」と考えられたためだ。だが、筆者はそのような占星術的な意味合いには関心がなく、名称を借りているだけで、あくまでも黄道上の天体の物理的位置が地球上で地震を引き起こす「トリガー」となり得ると考えている。
この調停アスペクトの発生中に起きた歴史に残る巨大地震としては、下図のような昭和東南海地震(南海トラフ巨大地震、M7.9)がある。この時には調停アスペクトが二重にできていた。
もう1件、最近の例としては、下図のように3月16日の福島県沖地震(M7.4、最大震度6強)の際にも調停アスペクトができていた。しかも、三角形を作っている月と、天王星以外の8つの天体が60度以内という非常に狭い範囲内に集合している。つまり調停アスペクトと惑星大集合の相乗効果で、かなり要注意な天体配置だったといえる。
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2024.10.02 20:00心霊今月10・17日前後に巨大地震発生か!? 恐怖の天体配置「惑星大集合」と「調停アスペクト」が重なる悪夢のページです。満月、惑星集合、調停アスペクトなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで