女子大生から「生きたまま皮を削ぎ、服にした」猟奇的すぎる殺人事件! 19年後の急展開と容疑者の現在=ポーランド
2017年10月、カタルジナさんを殺害した容疑で一人の男が逮捕された。ロバート・ヤンチェフスキー(52)である。逮捕のきっかけはヤンチェフスキー容疑者の友人から警察に送られた不思議な手紙だが、その内容は公開されていない。警官がヤンチェフスキー容疑者の家に付着していた血痕を調べたところ、バスルームの鏡の血痕がカタルジナさんのものと一致したという。
ヤンチェフスキー容疑者は女性に嫌がらせをした経歴があり、武道のプロでもあった。かつてクラクフ動物学研究所彼で動物を解剖する仕事をしていたが、彼が飼育する多くのウサギが一晩で変死したことを理由に解雇された。また、何度もカタルジナさんの墓を訪れていたとされるが、彼自身はカタルジナさんを知らなかったと主張している。カタルジナさんを殺害した罪で起訴された彼は刑務所に拘留中である。検察官は非公開の裁判を請求した。
カタルジナさんの母親は昨年2月7日、ヤンチェフスキー容疑者が裁判官の前に立っているのを見て涙をこらえることができなかった。母親は娘の遺骨を埋葬せず、娘の命を奪った犯人が裁判にかけられるのを待ち続けている。
今年3月29日に開催された裁判も非公開だったため、判決の詳細は不明である。クラクフ裁判所の広報部は、これまでに500ページ近くの証拠が集まったと述べた。警察がさらなる証拠収集に励む一方で、ヤンチェフスキー容疑者は既に5年間も刑務所生活をしている。
地元紙は今年1月、ヤンチェフスキー容疑者の父親が息子の無実を主張したと報じた。父親は「妻と私は、正義が実現し、息子が自由を取り戻す瞬間を見るまで生きていないのではないかと心配しています」と述べた。
捜査も裁判も秘密裏に進められる中、事件の真相はなかなか明らかにならない。その猟奇性が映画『羊たちの沈黙』にも喩えられる本件であるが、これはフィクションではなく現実に起きたことだ。カタルジナさんを惨殺した犯人に厳罰が下される日が訪れるのを願いたい。
参考:「The Sun」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊女子大生から「生きたまま皮を削ぎ、服にした」猟奇的すぎる殺人事件! 19年後の急展開と容疑者の現在=ポーランドのページです。羊たちの沈黙、FBI、ポーランド、殺人事件、女子大生などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで