サル痘の感染拡大はバイオテロなのか? 専門家の見解を直撃、インバウンド再開で今後どうなる!?
「野生動物は未知のウイルスや細菌を持っていると考えられ、人間が野生動物と接触することで感染リスクが高まり、万が一、未知のウイルスに感染した場合には、パンデミックに至る可能性もあるでしょう。
その一方で、日々ワクチンや治療薬の研究開発がなされ、技術も進歩しています。現代の医学には未知のウイルスに立ち向かう力があり、パンデミックを未然に防ぐことが期待されています。人類の歴史はウイルスや細菌との戦いの歴史といっても過言ではなく、その戦いは今後も続いていくことでしょう。
そしてなにより、パンデミックの脅威が一部の人が莫大な利益を生むことに利用されないようにすべきです。今回のコロナの経験をもとに、日本にも疾病対策センターを設立すべきだと考えます」(吉澤氏)
識者の意見は分かれたが、今回のサル痘に関しては今もさまざまな情報が飛び交っており、バイオテロではないとしても、新型コロナのように今後「未知の変異」が起きる可能性もあるだろう。引き続き注視していく必要がある。
現在、日本は海外と比べてサル痘に対する国民の関心がまだまだ低い。しかし、新型コロナウイルスのパンデミックも当初は「対岸の火事」と悠長に見ていたら、あっという間に日本上陸と感染拡大を許してしまった。6月10日からインバウンドの受け入れが本格再開となるが、水際対策が緩んでいる間にまたしても……という懸念も拭えない。コロナ禍で外出が減り、運動不足や心身のストレスにより日本人の免疫力が低下していたとしてもおかしくない。体調不調を感じたら、迷わず早期に病院で診察してもらおう。
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2024.10.02 20:00心霊サル痘の感染拡大はバイオテロなのか? 専門家の見解を直撃、インバウンド再開で今後どうなる!?のページです。ウイルス、パンデミック、バイオテロ、サル痘、インバウンドなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで