砂漠でUFO艦隊に遭遇した米兵を襲った恐怖とは? 母艦から発光体がウヨウヨ… 戦慄の最新証言!

 長らく続いてきたUFOに関する米当局の“隠蔽体質”が昨年から大きな変化を見せつつある中、3人の退役軍人が名乗り出て2014年12月にイスラエルとエジプトの国境にあるシナイ半島の砂漠でUFOをはっきりと目撃したとメディアに話している――。

■退役軍人3人による任務中のUFO目撃談

 昨年6月のペンタゴンによる“UFOレポート”の公開に続き、先月17日には1969年以来、53年ぶりに米議会下院が未確認飛行物体(UFO)に関する公聴会を開き注目を集めたことは記憶に新しい。

 米ソ冷戦時代から続いていた米当局のUFO情報にまつわる“隠蔽体質”はここにきて大きな変化を見せているのだが、この変化の特筆すべき点は、パイロットや兵士がUFO目撃報告を躊躇しなくなったことである。これまでは長きにわたってパイロットたちはUFO目撃を報告しても嘲笑されたり、精神状態を疑われるなどの酷い扱いを受けてきたのだ。

 こうした時代の変化と“UFO公聴会”が開かれたタイミングで、3人の退役軍人がかつて任務中に目撃したUFOについてメディアに口を開いている。当時、この目撃報告は上官によってもみ消され、絶対に口外しないように厳に戒められたということだ。

 英紙「Daily Mail」によれば。米陸軍第3騎兵隊所属(当時)のトラビス・ビンガム軍曹、ヴィシャール・シン特技兵、ダベル・エングラム上等兵の3人は、2014年12月の時点で多国籍軍監視団(MFO)を構成する1部隊としてイスラエルとエジプトの国境の南端近くにあるシナイ半島の監視所に駐留していた。

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ヴィシャール・シン特技兵(左)、トラビス・ビンガム軍曹(右) 「Daily Mail」の記事より
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ダベル・エングラム上等兵 「Daily Mail」の記事より

 その12月の夜、警備塔で監視している時、まずエングラムが何か奇妙なものを発見した。夜空に明るく輝く飛行物体を目撃したのだ。その飛行物体は明らかに回転しており、花火のような小さな光を吐き出していたのだった。

 エングラムは同僚たちに連絡し、彼らはスコープ越しにこの奇妙な“UFO”をはっきりと目撃することになった。彼らは8つの明るい物体が空中でホバリングしたり、驚異的な速度で飛び回っているのを見たと述べている。

 監視任務に就く前、彼らは敵機をはじめとする各種の航空機を識別する訓練を受けていたのだが、このような挙動を見せる機体についての知識はまったくなかった。

 3人の証言によれば、約9000メートル上空に“母艦”と思われるジャンボジェット機ほどの大きさの円盤型のUFOが浮かんでおり、その周囲をいくつものも小型の機体がまるでホタルのように飛び交っていたということだ。この小型UFOの挙動と飛行速度は驚異的で、上下左右に自在に動き、極超音速でUターンもしていた。

 明らかに自分たちの手には負えないこの“UFO艦隊”を見て、エングラムは恐怖を覚えたという。もしも監視所を攻めてきたら、ひとたまりもないのだ。

 唖然として空を見上げていた3人だったが、しばらくすると小型UFOたちが母艦に戻り、すべてが収容されると母艦がどんどん小さく縮んでいき消え失せてしまったという。どこかに飛び去っていったのではなく、あくまでもその場から消えたということだ。

 このような挙動を見せる航空機はもちろん、どこの国の軍隊も保有していないことは明らかだ。そしてこの目撃体験が、3人にとって忘れようにも忘れられない体験となったことは言うまでもない。

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「Daily Mail」の記事より

■上官から口を封じられる

 もちろん彼らはこの目撃を上官に報告したのだが、そこからの展開は一筋縄ではいかなかった。彼ら3人の兵士は目撃したものを正式に報告することができなかったというのである。目撃した飛行物体が分類できないものであった場合、報告そのものが無効になってしまうのだ。そして上官らは、彼らにその時に目撃したものについて口外してはならないと厳に命じたのだった。

 この一件の後、3人の立場は微妙なものとなり結果的に3人共、軍を離れることになった。シン特技兵によれば、この件の後に軽微な軍務違反で罰せられる体験をしており、彼の上官はシンは精神面で問題があるとして解雇させようと企てたと訴えている。

 シンはこの件を陸軍監察官に直訴して解雇の企てを首尾よく覆すことができたのだが、立場はさらに危ういものになったという。

「私と同じ経験をした私の仲間の退役軍人は皆、彼らが見たものについて公の場で発言しないように迫害と脅迫を受けたことについて、国防総省に責任があると強く疑っています」(ヴィシャール・シン)

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