音速の15倍で飛行するUFOが21機… 数千人が目撃したブラジル史上最大のUFO事件、公聴会で情報開示へ!
5月17日にアメリカ議会にて50年ぶりにUFO情報に関する公聴会が行われたが、この動きはアメリカ以外の国にも広がっているようだ。
先週、1986年にブラジル上空で発生した有名なUFO事件が同国上院で開催される公聴会で取り上げられることになり、事件の概要が改めて公開された。
1986年5月19日の夜、ブラジル空軍の管制官セルジオ・モタ・ダ・シルバ氏が、サンパウロ近郊の空港の管制塔から、空に光を目撃した。その光について彼は「上にも下にも、左にも右にも行かず、ただ浮遊している(※移動もしていなければ、風に流されてもいないということか)。飛行機ではないが、”知的 “に行動しているように見えた」と述べている。
さらに同日午後8時ごろ、空軍訓練学校の士官候補生や将校ら約2000人が、同じ空港一帯の上空で謎の光線を目撃。それから1時間後、とある航空機のパイロットがやはり同じ空港に着陸する際に複数の光が見えたと報告した。しかも、同地域を飛行していた2機の旅客機までもが同じ光を目撃したという報告を寄せている。
ここまで広範囲かつ多くの人々にUFOが目撃される事例は少ない。当時、この発光体はブラジル領空に侵入した不明機と考えられたため、ブラジル政府や軍は事態を深刻に受け止めた。迎撃のために戦闘機がスクランブル発進したが、パイロットからは物体をロックオンするのに苦労したとの証言が出てきている。
「時々、パイロットはターゲットを目視したが、レーダーには何も映らなかった。レーダーが物体の存在を検知しても、パイロットが物体を目視できないこともあった」とシルバ氏は語る。
そして出動した戦闘機の1機がターゲットに近づこうとしたとき、物体は突然、音速の約15倍と推定される速度で加速して現場を離脱。パイロットも追跡を試みたものの到底追い付けるはずもなく、最終的に高度約3万フィート(9キロメートル)で物体との接触を断ったという。「このような速度を出せる飛行機など知らない」と、複数のパイロットたちが証言している。この事件では、結局5人のパイロットが対応に追われ、計21機のUFOを目撃したとされる。
結局、今日に至るまでこの日の夜に目撃された発光体に関する結論は出ていない。公聴会で新たな証拠や見解が示されることになるのだろうか。
参考:「NEW YORK POST」、ほか
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