宇宙人の死体を軍が回収…ブラジル版ロズウェルの目撃者が遂に証言「大きな赤い目、奇妙なニオイ…」
1996年1月20日、ブラジルのヴァルジーニャという町にUFOとエイリアンが現れ、軍によって連れ去られるという衝撃的な事件が起こった。「ブラジル版ロズウェル事件」とも評されるヴァルジーニャ事件である。
ブラジル南東部に位置するミナスジェライス州ヴァルジーニャにエイリアンが姿を現したのは1996年1月20日のことだった。目撃者はリリアン・ファティマとヴァルキュリア・ファティマの姉妹とアンドレード・ザビエルの3人の女性だ。午後3時頃、帰宅中だった3人は壁にもたれてかかる奇妙な生物に気づいた。それは身長1.5メートルほどで、痩せた体に不釣合いなほど大きな頭部を持っていた。その肌は茶色で、巨大な目は赤かったという。その生物は壁に寄りかかって縮こまって肩を震わせており、まるで苦痛にあえいでいるようだった。
エイリアンとUFOが現れたという噂はあっという間に町中に広まった。そして数日後、道路に横たわる奇妙な死骸が発見された。それは3人が目撃したあの生物の死体らしかったが、なぜかブラジル軍のトラックが現場に現れ、あっという間に死体を回収していった。その後、死体がどうなったかは不明である。
当時の地元警察の回答は、女性らが見たのは「ムディーニョと呼ばれる市民で、おそらく何らかの知的障害があり、身体的特徴が人相書きと一致していることから、大雨で汚れていたと思われるこの市民が壁際でしゃがんでいるのを見て、3人の怯えた少女がエイリアンと勘違いしたのではないかという仮説が成り立つ」というものだった。軍や緊急車両は実際は修理に来ていたそうで、軍は2人の「生物」は小人の妊婦の地元のカップルである可能性が高いと主張しており、警察との説明に一貫性がなく、でっち上げだとする見方も強い。
そうした中、今週、軍人としてエイリアンの捕獲に参加し、エイリアンのすぐ近くにいたと主張する男性が現れたというのだ。「Mysterious Universe」が報じた。
UFO研究家のエジソン・ボナヴェントゥーラが、当時軍人としてエイリアンの捕獲に参加したと主張するサウロ・ホセ・マチャド氏にインタビューした映像を公開した。
1996年1月、下級下士官だったマチャド氏は、非公開の作戦のために他の兵士とともにブラジル南東部のベロオリゾンテの基地からバルジーニャに向かったことで人生が一変したと主張した。その作戦は弾薬の入っていないライフル銃を持たされたことからも異例であることはすぐに分かったという。マチャド氏はトラックから降ろされた場所を掃除していると、森の中から他の2人の兵士が奇妙なものを抱えて出てきたという。
「最初に目についたのは、とても大きな頭でした。胴体とは全く不釣り合いな頭。そして、とても大きな赤い目。そして、それを観察していた10数秒の間に、かなり油っぽいことに気がついた。暗くて、赤みがかったもっと鉄のような色をしていて、でもとても油っぽくて、アセトンを思わせるような奇妙な匂いがしました。」(マチャド氏)
彼の説明は、3人の女性の証言と似ている。異様な臭いについても女性らは「アンモニア臭」と表現していた。またマチャド氏によると、宇宙人だけでなくUFOも回収されたという。もしこの話が事実であれば、まさにロズウェル事件と瓜二つである。今後さらなる有力情報に期待したい。
参考:「Mysterious Universe」、ほか
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