強盗団が軍隊と“ガチンコ銃撃戦”、ヤバすぎる結末とは!? 鮮血の海、死体の山… ギャングが蔓延るブラジルのリアル
先月31日、ブラジル・ミナスジェライス州バルジニャで軍警察と連邦高速道路警察(PRF)が共同作戦を実施し、「ノーヴォ・カンガソ」として知られる極めて凶悪な銀行強盗団を壊滅させた。銃撃戦でノーヴォ・カンガソのメンバー26人が死亡し、数人が負傷した。
ミナスジェライス州軍警察のスポークスパーソン、レイラ・ブルネラ氏によると、ノーヴォ・カンガソは同地域で大規模な強盗を実行する準備をしていたという。そして、今回の作戦が「ノーヴォ・カンガソに対する国内最大の作戦」だったと述べた。
作戦は市内にある2カ所の農場で実施された。一方の農場では、ノーヴォ・カンガソのメンバー18人が殺害され、もう一方の農場では8人が殺害された。メンバーらはライフルや爆発物、防弾チョッキ、盗難車などで武装し、警察に応戦したが、警察側に負傷者はいなかった。警察は、遺体とともにライフルや爆発物、拳銃、雑誌、5,059発の弾丸、衣類、ラジオ、ベスト、レーザーペンなどを押収した。
翌日の検死で死者3人の身元が特定された。そのうちの1人であるヌニス・アゼヴェード・ナシメント(33)はアマゾナス州ノーヴォ・アリプアナン出身で、2015年にエンジニアを誘拐し、2019年にはパラー州の刑務所から逃亡した。ノーヴォ・カンガソに加入後ATM爆破に参加したとして、警察に追われていた。
ノーヴォ・カンガソは、1990年にメディアを通じて、ブラジル北東部を荒らし回ったギャングを表す言葉として登場した。ノーヴォ・カンガソは1990年代後半、警察による秩序維持が不十分な小さな町に侵入し始め、警察官や民間人を銃撃して殺害した。ノーヴォ・カンガソの中心的な指導者、リオ・グランデ・ド・ノルテは、2003年に警察との銃撃戦中に死亡している。
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2024.10.02 20:00心霊強盗団が軍隊と“ガチンコ銃撃戦”、ヤバすぎる結末とは!? 鮮血の海、死体の山… ギャングが蔓延るブラジルのリアルのページです。ブラジル、警察、ギャング、掃討作戦、銀行強盗、銃撃戦、標葉実則などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで