米史上最凶レベルの“見過ごされたシリアルキラー”の存在発覚! 最新DNA鑑定が暴く「青い目のイケメン」の鬼畜すぎる正体
そして今、ラウドン氏による執念の再捜査によって、冒頭で紹介したパメラ殺害事件の犯人がリンダールであることが特定されると、他にも複数の凶悪事件を起こしていた可能性が浮上。2020年には、75人以上の女性が彼に襲われたと名乗り出ている。さらに、かつてリンダールが引っ越した先々で未解決の殺人事件が起きていることも判明した。現在、ラウドン氏は同州で起きた80件の未解決殺人事件についてリンダールの関与があったか捜査を進めているが、現在までのところ少なくとも9件の殺人事件がリンダールの犯行だったと考えられている。
「パメラ・マウラーの事件が起きた翌年、遺体が発見された場所からわずか200ヤード(183メートル)しか離れていない場所で、彼女と同じ学校に通っていた少女の遺体が発見されているのです」(ラウドン氏)
ショッピングセンターで女性をストーキングし、騙して車に乗せてから性的暴行に及ぶのがリンダールの手口だった。ラウドン氏は、当時の警察が女性に対する犯罪を真剣に考えず、相次ぐ行方不明者の捜査を適切に行っていなかったと指摘する。
「私は、リンダールの凶行から生き延びた多くの女性と話しました。彼女たちは全員が涙を流し、当時は相談しても誰も何もしてくれず、絶望に苛まれたと言います。リンダールは、暴行しながら女性にポーズを取らせて撮影するなど、身の毛のよだつ行為に及びました。楽しむかのように犯罪を繰り返していた点が極めて凶悪です」(ラウドン氏)
現在、ラウドン氏の調査に協力的な警察署がある一方、非協力的な警察署もあるという。また、プライバシー保護を叫ぶ人権活動家も調査の妨げになっているようだ。抗議によって、家系図データベースから採取したDNAサンプルを調査に使用することができなくなったという。
「私たちは身動きが取れなくなっているため、自白がなければ、あらゆる犯罪を解決できないという状況にまで追い込まれようとしています」(ラウドン氏)
このように語るラウドン氏は、さまざまな壁に立ち向かいながら、最新の科学技術を武器にリンダールの犯罪全貌を明らかにしようと奮闘している。
参考:「The Sun」、「Chicago Tribune」、ほか
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