上級“屍姦”国民ジョン・クリスティの鬼畜すぎる犯行とは!? 全英が震えたシリアルキラーの真実
英ロンドンのノッティング・ヒルに住んでいたジョン・レジナルド・ハリデイ・クリスティは、知的で穏やかな紳士だったため、隣人からは「レグ」と呼ばれ「通りで一番上品な人」として親しまれていた。しかし、この上流階級風情の男の正体は、死体と交わることに悦びを見出す連続殺人鬼だった――。
クリスティは、1940~50年代にかけて、少なくとも8人の命を奪った。その中には妻のエセル・シンプソンも含まれていた。首を絞めたり、一酸化炭素を使用したりして殺害したとされる。
クリスティは7人きょうだいの6人目として誕生した。幼少期は、父から些細なことで罰せられたり、母親と姉に甘やかされたりして育った。友人と仲良くなれない孤独な少年だったという。1911年3月、長らく病床に伏していた祖父が75歳で死亡した後、クリスティは恐怖の対象だった祖父の死体を見て力と幸福感を得たという。死体に対するクリスティの執着はこの時から顕在化したものと考えられる。
また、クリスティは十代の頃からインポテンツの問題を抱えていた。初めての性交に失敗し、相手から「Reggie-No-Dick」「Can’t-Do-It-Christie」と執拗に侮辱されたとされる。そしてクリスティの男性器は正常だったにもかかわらず生涯を通して性的な困難が続き、売春婦としか満足に交わることができなくなったという。
1920年5月にエセルと結婚したクリスティだったが、4年後に2人は別居した。その後、郵便配達員として働いている最中に郵便為替を盗んだ罪などで有罪判決を受け、1934年1月まで服役。釈放後にクリスティと再会し、2人で当時はまだ荒廃していたノッティングヒルのアパートに引っ越した。
クリスティの最初の殺人は1943年8月のことだった。クリスティはオーストリアの軍需工場の労働者で、しばしば売春もしていた女性ルース・フェルストを自宅に招いて性交し、ロープを使って衝動的に首を絞めて殺害した。死体をリビング・ルームの床板の下に隠し、翌日の晩に裏庭へ埋めた。このときエセルは親戚のもとへ出かけていた。
1944年10月、ラジオ工場の事務員に転職したクリスティは、同僚のムリエル・アメリア・イーディに「特別な混合物」で気管支炎を治せると言って騙した。この混合物には一酸化炭素が含まれていた。クリスティは、アパートを訪ねて来たイーディに混合物を吸引させ、無意識となったところを絞殺し、死体を犯した。その後、死体をフェルストを埋めたのと同じ場所に埋めた。
1948年春、ベリル・エヴァンスという女性が夫のティモシー、娘のジェラルディンとともに、クリスティの住むアパートに引っ越してきた。クリスティは、イーディのときと同じ手口でベリルを殺害し、またも死体を犯した。
ティモシーの通報を受けた警察がベリルを捜索したが、彼女の死体を見つけられなかった。後に、ベリル、ジェラルディン、さらに16週の胎児の死体が屋外の洗濯場で発見された。検死の結果、母娘はともに首を絞められていたこと、ベリルは死亡前に暴行されていたことも判明した。
やがてティモシーが逮捕され、警察の尋問によって妻の殺害を自白した。後に自白を撤回したものの有罪判決を覆すことができず、1950年3月に絞首刑が執行された。ティモシーは、法廷で証人となったクリスティの策略によって、無実の罪で処刑されたのである。
クリスティはティモシーの処刑後、さらに4人の女性を殺害した。最初の犠牲者は妻のエセルだった。クリスティは人々に嘘を言いふらしてエセル殺害を誤魔化し、失業による無収入を補填するために妻の服を売り払った。さらに3カ月の間に3人を次々と殺害。犠牲者の1人は妊娠6カ月だった。全員が一酸化炭素を吸引させられ、首を絞められ、死ぬ前と死後に犯されされた。クリスティは犠牲者の死体を台所の壁の後ろにある小さな床の間に隠し、壁紙で覆った。
クリスティがアパートから追い出された後、他の住人であるベレスフォード・ブラウンがクリスティの部屋の台所を使用することになった。壁紙の異変に気づいたブラウンがそれを剥がしたところ、たくさん女性の死体があった。
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2024.10.02 20:00心霊上級“屍姦”国民ジョン・クリスティの鬼畜すぎる犯行とは!? 全英が震えたシリアルキラーの真実のページです。屍姦、売春婦、絞殺、シリアルキラーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで