世界線がシフトする「量子的不死」とは? 目覚めたら“少しだけ違う世界”にいた女性
ジェーンはシャワーを浴びる直前までベッドに横になっていたそうだが、寝た記憶はないという。また、5年ほど前から頻繁に明晰夢を見ることがあったが、この時の体験はあまりにもリアルだったと述べている。
不思議なことはこれだけではない。片思いの男の子とパーティーに行くと言っていた友人からメッセージがあり、そこには「男の子が他の女の子を誘ったから、パーティーには行かない」と書かれていたのだ。先ほどとはまるで逆の出来事が起こっていた。
ただ、ジェーンを心底震え上がらせたのはこの直後に起こった出来事だ。これもまた先ほどと同じように、弟が部屋に入って来て、「友人の家まで送って欲しい」と頼んできたというのだ。
まるで同じ出来事が繰り返されているかのような既視感を覚え、血の気が引いたジェーンは、バスルームに走った。
「私は気が狂いそうになりながらバスルームに駆け込み、コンディショナーのボトルを確認しに行きました。コンディショナーはカラっぽで、滑り止めマットはめくれ上がっていました」(同)
先ほどと状況はほぼ同じだが、少しだけ異なる世界線に彼女の意識が“シフト”したということだろうか? いずれにしろ、混乱した彼女はパーティーへ行かないと友人にメッセージを送ったそうだ。
量子的不死理論では、あなたが死んだ世界では、誰もがあなたが死んだことを記憶しているが、あなたの意識はまだ終わっていない。ジェーンもそんな不思議な体験をしたのだろうか?
参考:「Reddit」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊世界線がシフトする「量子的不死」とは? 目覚めたら“少しだけ違う世界”にいた女性のページです。量子、体験談、不死、時間軸などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで