オーストラリア最大のUFO事件「ウェストオール」事件とは!?350人以上が目撃!20分以上ホバリング
オーストラリア最大のUFO事件として知られる「ウェストオールUFO事件」に関する目撃者の証言を記録した音源が再発見され、大きな話題になっている。
■ウェストオールUFO事件
本題に入る前に、まずは日本ではあまり知られていないウェストオール事件の概要を見ていこう。
1966年4月6日午前11時ごろ、オーストラリア・メルボルン郊外に乗用車ほどの大きさの銀色の円盤が上空を飛んでいるのをウェストオール高校の教師と生徒350人以上が目撃。円盤は近くの芝生に着陸すると再び上空に飛翔し、そのまま姿を消してしまったという。円盤が着陸した芝生は黒く焦げ付いてしまっていたそうだ。
事件から2日後の8日には、ヴィクトリア州空飛ぶ円盤研究会(VFSRS)のメンバーがその焦げ痕を実際に確認し、その翌日には4人の軍関係者とともにオーストラリア超常現象研究会(PRA)のメンバーも聴き取り調査と土壌サンプルを採取したが、今日までその真相は明らかになっていない。
■目撃者の証言
だが、豪紙「News.com.au」によると、UFO研究者のジェームズ・J・キベル氏が、当時ウェストオール高校の理科教師だったアンドリュー・グリーンウッド氏に行ったインタビューの詳細を語った音源が再発見されたという。
「グリーンウッド氏によると、ひどく興奮したひとりの生徒が教室に駆け込んできて、空飛ぶ円盤が外に飛んでると言ってきたそうです。最初は生徒がおかしくなってしまったと考え、気に止めなかったそうですが、空飛ぶ円盤がいるとしつこく生徒が主張するため、外に出て自分の目で確かめてみたそうです」(キベル氏)
そこでグリーンウッド氏は生徒が見つめている校庭の北東方向に目をやったところ、電線近くをホバリングするUFOが見えたそうだ。それは丸い形をした銀色の乗用車ほどのサイズの円盤で、金属製のロッドが空に向かって突き出ていたという。そして、しばらくすると、UFOの周りを囲うように5機の飛行物体が現れ、UFOを追いまわし始めたそうだ。
「グリーンウッド氏はその光景を最も驚くべき飛行だったと語っています。5機の飛行物体はUFOに近づくためあらゆる可能な方法を試みていたそうですが、どうして衝突しないのかわからなかったと言います。飛行物体がUFOに近づくたびに、UFOはゆっくりと加速した後、急激に加速し、逃げてしまったというのです」(キベル氏)
事件後、政府はこの事件を隠蔽してきたそうだが、グリーンウッド氏によると、最初に目撃者の口封じをしたのは校長だったという。事件のことを口外した場合、懲戒免職に処すると警告してきたそうだ。 この追いかけっこは約20分も続いたが、急にUFOは姿を消してしまい、校長が生徒たちに教室に戻るように呼びかけたという。グリーンウッド氏によると、約350人の生徒がこの光景を目撃したというから驚きだ。
後に、この音源はUFO論者として知られた米アリゾナ大学の物理学者ジェームズ・E・マクドナルド教授に送られたという。マクドナルド教授は米議会でUFO聴聞会を初めて実現させ、公の場でUFOの存在を肯定する発言をした人物だ。もしかしたら、この音源もマクドナルド教授を突き動かした一因だったかもしれない。
オーストラリア政府は否定しているものの350人が目撃したUFO事件を隠し通すことは不可能だ。マクドナルド教授もそう思っていたからこそ、UFO聴聞会を開いて公式にUFO現象を解明すべきだと考えたのではないだろうか? マクドナルド教授も政府の重い口を開くことはできなかったが、いつか全ての真実が明らかにされると信じたい。
参考:「News.com.au」、「Unexplained Mystery」、ほか
※当記事は2018年の記事を再編集して掲載しています。
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2024.10.02 20:00心霊オーストラリア最大のUFO事件「ウェストオール」事件とは!?350人以上が目撃!20分以上ホバリングのページです。オーストラリア、ウェストオールUFO事件、メルボルンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで