森に「異世界への穴」が空いてしまった戦慄事件! 半透明の岩、謎の双子… “向こう側”にあったものとは!?
※ こちらの記事は2020年8月5日の記事を再掲しています。
オルタナティブサイト「Mysterious Universe」(7月30日付)が、森の中でポータルを通り別世界に行ってしまった男性のエピソードが紹介している。
1968年の夏、鉱夫のアレックス・Mはパートナーと共に、カナダのノースウェスト準州で鉱脈を探していたが、2カ月半もの間、何も見つけることができていなかった。しかし、ある日のこと、奇妙な形をした岩があることに2人は気づいた。それはバナナのような形をしていて、「半透明でカエルの卵に似た小さな銀色の岩」で構成されていたという。それらはガラスのように滑らかで、ジャガイモくらいの大きさだったと報告されているが、どのような種類の鉱物であるかは特定できなかったそうだ。
そして、2人が謎の鉱物に気を取られているうちに、周囲は深い霧に包まれていったという。状況が急変し、驚いたアレックスだったが、霧のベールの向こうに何かの気配を感じ取った彼は、思い切って霧の中に足を踏み込んだという。2歩ほど歩を進めると、そこはそれまでとは全く違う世界になっており、草原が広がっていたというのだ。そのまま1mを超える草の中を歩いていくと、オアシスやヤシの木が視界に入ったという。あまりに異常な光景にアレックスは必死にそこから抜け出し、元の世界に戻ってきたそうだ。
アレックスはこの経験を長い間誰にも話さなかったそうだが、唯一、弟のビルにだけ打ち明けていたという。そして、ビルがCUFON(Center for UFO Studies)に兄から聞いた話を報告したことで彼の奇妙な体験は公になった。
ビルの報告書によると、霧の中ではさらに奇妙な現象が起こっていたという。地面から1mほど上空に40代ぐらいに見える2人の一卵性双生児のようにそっくりな男たちがいたというのだ。長い髭と長い髪をしており、塩と胡椒を混ぜたような色だったという。彼らはアレックスを見下ろしているだけで、何もしてこなかったそうだ。
一体彼らは何者だったのか、「Mysterious Universe」にはこれ以上のことは書いていない。ただ、後にCUFONが報告をもとに追跡調査を行い、アレックスの体験談が事実であることを確かめたという。だが、彼らが別世界への入り口の目印となる奇妙な岩を発見したのかどうか、別世界に実際に行ったのかどうかは分からない。アレックスはビルがCUFONに話をしたことに失望し、口を閉ざし、ビルも兄が見つけた奇妙な石の場所について曖昧なことしか知らなかったからだ。
結局のところ、この体験談の真偽は現在も分からないが、もしそうした異世界へのポータルがあるなら、是非とも一度お目にかかりたいものである。
参考:「Mysterious Universe」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊森に「異世界への穴」が空いてしまった戦慄事件! 半透明の岩、謎の双子… “向こう側”にあったものとは!?のページです。カナダ、双子、異次元、異世界、森、異次元ポータルなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで