誰も知らない「重大UFO事件」7選! ブルドッグ作戦、ロズウェル機密写真、原爆科学者の告白…

■ウィスコンシン州:1952年

 機密解除されたアメリカ政府のファイルには、1952 年7月に、カール・ハンラスという男性が家にやってきたエイリアンと接触したレポートが残されている。

 1952年7月のある早朝、スーツにネクタイを着けた「ボスコ」と名乗るエイリアンがハンラスの家に押し入り、彼の腕に大量の化学物質を注入し、彼の精神状態を明らかに変化させた後、彼が重要な役割を演じるために選ばれたこと伝えたという。

 レポートによるとボスコは「オカルト技術」を介して、地球の平和にとって脅威となる米軍の危険な航空機を破壊する能力を備えた兵器の設計法に関する大容量データを、ハンラスの精神にダウンロードしたそうだ。

 ハンラスにはこのデータに基づいて兵器を完成させる任務が与えられたことになるが、不吉なことにその後ハンラスはウィルバー・J・ウィルキンソンという男と共に行方不明になっている。

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画像は「Unsplash」より

■エドウィン・M・ベイリー氏

 第二次世界大戦中にアメリカで進められた原子爆弾製造計画である「マンハッタン計画」にも関わっていたエンジニアで科学者のエドウィン・M・ベイリー氏の言動がFBIによって記録されている。

「ベイリーは、『空飛ぶ円盤』の話題は、今日の科学者にかなりのコメントと懸念を引き起こしたと述べ、彼自身が『空飛ぶ円盤』に関する個人的な理論を持っていることを示しました」(FBI文書より)

 さらにFBIは次のように記述している。

「ベイリーは、実際には『空飛ぶ円盤』が、爆弾を運用している機関または国の希望により地球の軌道を周回し、無線で制御され、指定された特定の目標に着弾するように指示された無線制御の細菌爆弾または原子爆弾である可能性は十分にあると述べた」(FBI文書より)

 ベイリー氏にとってUFOはファンタジックな存在ではなく、軍事的脅威であることになる。そしてその発言にFBIが注目し記録に残していたことも興味深い。

参考:「Mysterious Universe」、ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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