ハロウィン間近「吸血鬼に最適な街と最悪の街」が発表される! 北東部が危険である理由は?

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画像は「Getty Images」より引用

 10月31日はハロウィン。亡くなった人の魂が現世に戻ってきたり、さまざまな魔物が現れるとされている日だ。この時期になると、欧米のメディアは妖怪や心霊現象に関する特集記事やアンケート調査を行ったりすることもある。

 先日、アメリカのある企業が「吸血鬼が住み着くのに最適なアメリカの都市と最悪の都市」を調査し、その結果をサイトで公開して話題になっている。

 造園会社のLawn Love社による企画で、都市に関するデータを利用して「吸血鬼にとって暮らしやすい要素」を選び出し、条件が揃っている順にランク付けしていくというもの。例えば、吸血鬼の食料に結び付く潜在的な犠牲者の数や血液バンクの数、行動範囲を決める年間平均日照時間、さらに日没後でも気軽に外出できる都市はどこかということまで調査されている。5要素ごとの個別ランキングも出ている。

 その結果、ニューヨーク、シカゴ、フィラデルフィア、ロサンゼルス、サンフランシスコの5都市は人口が多く、夜明け前でも賑やかなエリアが多いため「吸血鬼の住みやすい土地」として上位にランクイン。トップ10の後半にはピッツバーグ、オマハ、ボルチモア、ポートランド(オレゴン州)、マディソン(ウィスコンシン州)といった意外な都市も含まれていた。吸血鬼のホットスポットは比較的、北東部に集中している。

 一方、吸血鬼の住みにくい都市に選ばれたのはアリゾナ州のチャンドラー、グレンデール、ピオリア、サプライズにくわえて、ラスベガス北部など。いずれも暑い地域や日照時間が長い地域であり、下位10位すべてがアメリカ南西部に位置していた。

 もし本当に吸血鬼が現れた場合は、彼らの被害から逃れるために暑くて日照時間の長い地域に行けば良いのかもしれない。

 日本ではハロウィンの日、渋谷に多くの人が仮装で訪れるが、日本有数の繁華街であること、季節的に日照時間が短いことなどを考慮すると、渋谷は吸血鬼にとってかなり住みやすい街といえそうだ。ハロウィンでは仮装する人も多く、吸血鬼が紛れていても違和感がない。念のため気を付けておこう。

参考:「Coast to Coast AM」、ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=勝木孝幸(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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