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著名人のデスマスク8選! 歴史的な人物から殺人鬼まで

■デスマスク4
アイザック・ニュートン

 アイザック・ニュートン(1643-1727)のデスマスク。イザベル・ムーア作製。

著名人のデスマスク8選! 歴史的な人物から殺人鬼までの画像5
「Ancient Origins」の記事より

 アイザック・ニュートンは、世界史上最も影響力のある科学者の1人であり、万有引力の法則で最もよく知られている。さらに光学と数学の分野でも貢献した。

 ニュートンは1727年3月20日に84歳でロンドンで亡くなり、ウェストミンスター寺院に葬られた。遺言状は残していなかったため、遺品や農園は親族や法定相続人に受け継がれた。また、ニュートンの自宅はウェストミンスター公立図書館として利用されている。

 造幣局長官、庶民院議員、王立協会会長など、彼の学術的な貢献に比例した華々しい経歴に飾られたニュートンの最期は、眠るように亡くなるという穏やかなものだったといわれている。

■デスマスク5
ジェームス・ブルームフィールド・ラッシュ

 イギリスの殺人犯、ジェームス・ブルームフィールド・ラッシュの塗装石膏デスマスク。

著名人のデスマスク8選! 歴史的な人物から殺人鬼までの画像6
「Ancient Origins」の記事より

 ジェームズ・ブルームフィールド・ラッシュ(1800-1849)は、1848年11月28日にイギリスのノーフォークにあるスタンフィールドホールでアイザック・ジャーミー(家主)を殺害し、ジャーミー夫人とメイドを負傷させた。

 ラッシュは小作人兼土地仲介人で、大家であり雇い主であるアイザック・ジャーミーと、その息子で大スタンフィールド・ホールのアイザックと呼ばれる者から大金を貸与されていた。1848年11月のある暗い夜、返済期限を2日後に控えたラッシュは、マント、かつら、付け髭で変装し、2丁のピストルで武装してスタンフィールド・ホールに入り込んだ。彼は、まず父親を殺し、次に息子を殺した。そして、アイザック・ジャーミーの妊娠中の妻を撃ち、ひどい傷を負わせた。ほとんどの召使いは隠れて逃げたが、メイドのイライザは愛人のもとに残り、ひどい怪我を負った。

 ラッシュは「霧の中の殺人者(Killer in the Fog)」として知られるようになり、絞首刑に処され、デスマスクが作成された後に敷地内に埋葬された。

■デスマスク6
ダンテ・アリギエーリ

 イタリア・フレンツェ出身の詩人、哲学者、政治家でもあったダンテ・アリギエーリ(1265-1321)のデスマスク。

著名人のデスマスク8選! 歴史的な人物から殺人鬼までの画像7
「Ancient Origins」の記事より

 13世紀後半にフィレンツェで生まれたダンテ・アリギエーリは、イタリア中世で最も有名でよく読まれる作家の1人に成長した。彼の政治的および哲学的知性は、有名な叙事詩『神曲』で発揮されている。

 ダンテは1321年9月14日に四日熱マラリアが原因でラヴェンナで死亡した。享年56。政争に敗れてフィレンツェを追放されたダンテは、北イタリアの各都市を流浪し、二度とフィレンツェに足を踏み入れることはなかった。

■デスマスク7
ハインリヒ・ヒムラー

 ロンドンの帝国戦争博物館にあるハインリヒ・ヒムラーのデスマスク。

著名人のデスマスク8選! 歴史的な人物から殺人鬼までの画像8
「Ancient Origins」の記事より

 ハインリヒ・ヒムラー(1900-1945)は、ナチス親衛隊のチーフであり、ホロコーストの主な立案者の1人であった。彼はナチスドイツで最も有力な人物の1人であり、ナチスの強制収容所を設置して管理した。

 ヒムラーは最終的にソビエトに捕らえられ、シアン化カリウムの錠剤で服毒自殺した。身体検査の際に奥歯に隠していたシアン化カリウムのカプセルを嚙み砕き、倒れた。兵士らはヒムラ―を逆さにしたり、催吐剤を飲ませて毒を吐かせようとした。しかし、ヒムラーは12分間苦しんだ後に死亡した。

 イギリス軍はヒムラーの遺体の写真を撮り、さらにデスマスクを作った後、彼の頭を切開して脳の一片を切り取って保存したといわれている。

■デスマスク8
ヨハン・シュトラウス

 ヨハン・シュトラウス(2世)のデスマスク。

著名人のデスマスク8選! 歴史的な人物から殺人鬼までの画像9
「Ancient Origins」の記事より

 ヨハン・シュトラウス(1825-1899)は有名なオーストリアの作曲家で、500以上のワルツ、ポルカ、カドリール、その他の種類のダンスミュージック、いくつかのオペレッタとバレエを作曲した。

 彼は19世紀のウィーンでのワルツの人気に大きく貢献した。1899年に肺炎で亡くなった。享年73。

 

参考:「Ancient Origins」ほか

文=仲田しんじ

仲田しんじ
場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
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