(映像あり)新潟県長岡市に「夜空を飛ぶ火の鳥」が出現! 伝説の妖怪・天狐か? 山口敏太郎氏が緊急寄稿
先日、山口敏太郎は友人から一本の電話をいただいた。
「山口さん、プロレスラーの矢口さんが新潟の長岡市で空を飛ぶ火の鳥を見たんですよ。誰でも見れるみたいですよ」
最初この話を聞いた時、筆者はにわかには信じられなかった。
新潟県長岡市にある宝徳山稲荷大社では、11月の2日から3日にかけて深夜12時に神事が行われる。その神事の最中に火の鳥が飛行するというのだ。
(どうせUFOに決まってる。よしんば変わった飛行物体だとしても、せいぜい変形UFOだろう)
と、筆者は思った。弊社の武良信行氏がイベント等で普通にUFOを呼んだり、アメリカ政府が公式にUFOの存在を認めている昨今、深夜に飛行するUFOなど珍しくもなんともないと思っていた。
結局、2022年11月2日筆者は友人とともに長岡に向かっていた。現地でプロレスラー・矢口壹琅氏とご家族と合流し、宝徳山稲荷大社に移動。やがて田んぼの中に巨大な社殿が見えてきた。縄文時代から続くその神社は地元の崇拝を集めており、かの田中角栄も無名時代に参拝し見事総理大臣にのし上がったと言う。
「山口さん、俺、見たんですよ。翼竜のような鳥が空を飛ぶのを」
矢口氏は熱っぽく語った。氏の話によると、UFOは確かに飛んでいるし、それと同時に間違いなく鳥が飛んでいると言うのだ。
(UFOだけじゃなくて、翼竜が飛んでる。そんなバカな)
筆者は驚愕を隠せなかった。一方で矢口氏の細君の証言によると、その物体は通常の鳥のように見えたという。つまり同じ物体を見ても人によって見え方が違うのだ。また、鳥は深夜に飛べないはずである。蝙蝠やフクロウの可能性はないのか、証言によるともっと大きな鳥であるという。
宝徳山稲荷大社には、数千台にも及ぶ車が駐車され、大勢の人が自らの願望を描いたろうそくを点していた。その数は数千本に及んだ。儀式が始まる前、暗い田んぼの中で光に照らされる社屋は荘厳ですらあった。赤い鳥居の付近がその鳥が飛来するポイントだという。どうやら社殿の北側から姿を現し、鳥居に向かって消えていくらしい。
「12年前、初めてここを訪れた時、火の鳥が私の体の中を通過したんです」
矢口氏の友人は熱っぽく語った。そうなるともはやこの世の物体ではない。
「異次元からワームホール開くんじゃないですかね」
異次元からこの次元には存在しない生物が飛来したと言うのか。
正体として、筆者が考えていたのは、妖怪「ふらり火」である。「ふらり火」は、火の玉と鳥が同時に出る妖怪であり、江戸末期から明治初期にかけて隣県の富山県で目撃されたものだという。この妖怪が再び現代に姿を現したというのだろうか。
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2024.10.02 20:00心霊(映像あり)新潟県長岡市に「夜空を飛ぶ火の鳥」が出現! 伝説の妖怪・天狐か? 山口敏太郎氏が緊急寄稿のページです。妖怪、山口敏太郎、新潟県、火の鳥、稲荷などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで