(映像あり)新潟県長岡市に「夜空を飛ぶ火の鳥」が出現! 伝説の妖怪・天狐か? 山口敏太郎氏が緊急寄稿

 それともう一つ、同神社が稲荷であるということから、「気狐」が想定される。狐というものは歳をとるごとにランクを上げていく。500歳まで修行を積んだ狐が「地狐」となり、500歳から900歳までで稲荷に祀られている狐が「気狐」となる。1000年経った狐「仙狐」となり、1000年以上経った狐が最強の妖怪「天狐」となる。

(ひょっとしたら、天狐が姿を現してくれるかもしれない。何種類も飛ぶというが、仙狐や気狐が前座で姿を現すのだろうか)

 筆者は少しばかり胸を躍らせて、その時を待った。深夜11時台に突入した。その時、三羽の鳥が夜空を飛行した。

「あれは一体なんだ?」

 筆者の目には発光体にしか見えなかったが、幸い矢口さんの息子さんが持っていたズーム付きカメラで抑えた映像によると確かに羽ばたいている様子が捉えられていた。

 理解できるのは、その飛行する鳥(?)自身が光を放っているということである。その後、火の鳥は3回ほど確認できた。いったい目の前で何が起こっているのかさっぱり筆者にはわからなかった。

 なお、矢口氏の言葉を借りると、11月3日は手塚治虫の誕生日である。生前、長岡を訪問していた手塚治虫が、同社の神事を見て名作漫画「火の鳥」を思いついたのではないだろうか、とのことだ。

 それにしても、世の中には不思議なことがまだまだある。いくら取材しても足らないのが現実だ。筆者は今後も興味深い話や伝説の残る地域に出向き、調査を行いたいと思っている。

山口敏太郎
作家・オカルト研究家 著作170冊、おはスタ 、クギズケなどレギュラー番組四本 、番組出演400本以上、芸能プロタートルカンパニー代表、妖怪博物館〈銚子市中央町6-26〉、オカルトニュースATLAS(http://mnsatlas.com/)を経営中。

・ 暴露&表で言えない激ヤバ情報のメルマガ! 「山口敏太郎のサイバーアトランティア」
http://foomii.com/00015
・ 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/

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文=山口敏太郎

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