「宇宙人に人類と共通のDNA」 元CIA捜査官が暴露、ロズウェル事件の宇宙人回収は事実?

 我々人間は地球上でサルから進化した生物なのだろうか、それとも――。元米中央情報局(CIA)オフィサーが人間のDNAとエイリアンのDNAに一致する部分があると暴露している。

エイリアンと人間に共通のDNA

 チャールズ・ダーウィンからの流れを汲む自然科学においてヒトは地球上で進化の果てに出現した種であるとされているが、その一方でキリスト教原理主義などではあくまでも人間は“神の子”であると主張されている。

 そして「古代宇宙飛行士説」の支持者たちなどからは、人類は地球外先進文明の遺伝子工学によって生まれたハイブリッド種であるとの説明が語られている。しかしそれを証明する術は今のところはない。

 だが元CIA職員から衝撃の発言が飛び出している。「ロズウェル事件」で回収されたエイリアンの遺体のDNAには人間のDNAと一致する部分があったというのだ。

 勤続25年のキャリアを持つ元CIA職員のジョン・ラミレス氏は2021年以来、職務の過程で得たUFO/UAPについての知識を暴露し続けている。

※ UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP(Unidentified Aerial Phenomena:未確認航空現象)」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と言うこともある。

ジョン・ラミレス氏 画像は「YouTube」より

 ラミレス氏はアメリカ当局とCIAが保有するUFO/UAPに関する情報についての豊富な知識と経験を持っており、CIAを退職した現在、SNSなどを通じて情報の共有を行ってる。

 ラミレス氏によれば1947年の「ロズウェル事件」は実際に起こった事件であり、墜落したUFOとエイリアンの遺体が回収されて保管されているという。

 2001年にあるホテルで開催された1日限りのシンポジウムに出席したラミレス氏は、CIAが人間のハイブリッドに関心を持っていると聞かされ、2人の高官(名前は機密扱い)からエイリアンのDNAには人間のDNAに共通する部分があることを伝えられたのだった。エイリアンの遺体が回収され、そのDNAが分析されていた事実をラミレス氏は知ることになる。

「私たちはロズウェル事件が1947年7月に起こったことを知っています。コルソ大佐を信じるなら、目撃者を信じるなら、ロズウェルの話を信じるなら、遺体が回収されたことを知っています。それらの遺体はどこかで検査されたと信じなければなりません」(ラミレス氏)

画像は「Pixabay」より

「人間はエイリアンとのハイブリッド種である」

 1947年に起こったロズウェル事件だが、DNAの二重らせん構造が発見されたのは1953年ということもあり、ラミレス氏の話を疑う声もあがったが、ラミレス氏はDNAが発見されたのは1869 年にスイスの研究者フリードリッヒ・ミーシェルによって発見されており、DNA分析の科学的基盤は当時すでにあったのだと説明している。

 また米軍の反重力戦闘機ではないかといわれている三角形型の航空機「TR-3B」についてもラミレス氏は触れている。一説では「TR-3B」は回収したUFOを分析して再現したリバースエンジニアリングによって作製されたといわれている。

「空軍とその種の技術の利用は、人々が三角形の航空機を見たときのように、物事を混乱させました。彼らは宇宙ではなく大気圏を飛んでいます。それは(CIAが)三角形が何であるかを知っているという事実を示しており、UFOを見たと人々に考えてもらいたいという思惑を示し、それによって人々は自分が見ているものを正確に知ることができなくなります」(ラミレス氏)

画像は「Pixabay」より

「TR-3B」は米空軍が所有している極秘の航空兵器である指摘する専門家も少なくなく、ラミレス氏の主張が支持される形になっている。

 民間UFO研究組織「To The Stars Academy Of Arts & Science」の共同創設者の1人でミュージシャンのトム・デロング氏もまた「TR-3B」はアメリカ当局が管理している航空機であり、三角形の機体には“尾びれ”がついたものもあることから、人間による技術的進歩を表しているとかつて指摘している。

 そしてラミレス氏は「Project Unity」でのインタビューで人間はハイブリッド種であると述べている。それは大枠で「古代宇宙飛行士説」に準拠する見解であり、地球外知的生命体と人類の超古代にさかのぼる関係を示しているという。

 我々は地球上でサルから進化した存在ではなく、地球外生命体との間のハイブリッド種であり、それはCIAも認めているということになる。

 そしてもちろんラミレス氏の“情報共有”は現在進行形である。今後どのような驚くべき暴露発言があるのかチェックを怠ることはできない。

参考:「Howandwhys」ほか

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文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
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