僧侶が自らの男性器を包丁で切断! 血まみれのまま「穏やかな微笑み」を浮かべ…

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画像は「Daily Star」より

 タイの寺院で僧侶が自らの男性器を切断する事件が起こった。

 1月1日、カンチャナブリ県の寺院で、プラ・オートさん(27歳)は、仲間の僧侶たちがいる目の前、包丁を手に取り、自らの男性器を切断しようと試みた。その顔には「穏やかな微笑み」を浮かべていたという。

 痛みのため完全に切断することはできなかったため、後ほど病院で縫合することができたそうだ。

 一体彼はなぜ自らの性器を切断しようとしたのか? オートさんは「理由はなく、ただ起こったこと」だと話しているという。うつ病でも薬物の使用でもなく、また家庭内に問題もないとのことだ。ただ「手が動いて、切り始めただけ」と言うが……。現在も意識が朦朧としており、これ以上のコメントはないとのこと。

 仲間の僧侶たちによると、彼には最近おかしな兆候が見られ、元旦には部屋に閉じこもり、お務めを拒否していたという。そのため、寺院側は退院後にオートさんを故郷に帰すことを決めたそうだ。

 もちろん僧侶であるからには性行為はご法度だ。詳しい情報がないため、わからないことが多いが、もしかしたらオートさんはそのことを思い悩み、凶行に走ったのかもしれない。性器の切断を試みたということから多少は性的な欲求が関係していたと考えるのが妥当だろう。彼の穏やかな微笑みも男性器を切断することで性欲から解放されることへの喜びだったのかもしれない。

 厳しい修行に耐えている仏教僧たちにとって最も厄介な欲は性欲だといわれることもある。『考えない練習』、『超訳 ブッダの言葉』など仏教に関する一般向けの書籍をいくつも執筆していた小池龍之介氏は、かつて自らの解脱が近いと考え、それに向けて路上生活を送っていたところ、連日のように性的な夢を見て夢精してしまったという。このことについて小池氏は「性欲が自分のなかに根強く残っていたと思い知らされた」と告白している。

 いずれにしろ一刻も早くオートさんが回復することを祈りたい。

参考:「Daily Star」ほか

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