あなたの宝くじの買い方は間違っている! 専門家が当選確率を上げる方法を紹介
誰もが夢見る宝くじの高額当選。当選者が多く出ているチャンスセンターに並んでみたり、金運にご利益のある神社にお参りしたり、さまざまな方法で験担ぎに精を出す人々もいるが、どうやら多くの人は宝くじの買い方を間違っていたようだ。専門家によると、こうした人々が犯している共通の間違いを明らかにすることによって、当選チャンスを高めることができるという。
オンラインカジノ比較サービスCasinoAlphaのゲーム専門家Francisc Csiki氏によると、当選チャンスを向上させることができるいくつかの事柄があるそうだ。
多くの人は大きな当選金額を狙って抽選回数の少ない宝くじを買いがちだが、Francisc氏によると、当選したければより定期的に開催されている宝くじを目指すべきであるという。
特にイギリスで行われている購読型の郵便番号宝くじがおススメだそうだ。参加者は毎日、隔週、毎月の抽選に参加でき、1000ポンド(約16万円)、3万ポンド(約480万円)、790万ポンド(約12億円)の賞がある。毎日の抽選では20の郵便番号の中から当選者に賞金が与えられ、土曜日と日曜日の抽選では1つの郵便番号の中での当選者に賞金が与えられ、毎月の抽選の賞金は1つの郵便番号の地域の参加者で分散される。
しかし、より大きな金額が欲しければ、数字選択式宝くじのユーロミリオンズが最適だという。これはメインナンバーの1から50までの数字の中から5つと、ラッキースターナンバーの1から12の数字の中から2つをマークシートに記入する宝くじだ。ただ、ジャックポット(大当たり)の当選ナンバーを選ぶことはほぼ不可能だという。たとえば、どの配当額でもよければ当選確率は13分の1であるが、ジャックポットの当選確率は約1億4千万分の1とのこと。
それでも高額当選を目指すのであれば、狙うべき数字があるという。意外なことに、特別な数字を選ぶべきないという。
「論旨は単純です。あなたは自分にとって非常に個人的な数字を選んでいるつもりかもしれませんが、何千人もの他のプレイヤーとラッキーナンバーを共有している可能性が大きいのです。さらに、ラッキーナンバーや生年月日、その他の組み合わせは、数ある可能性の小さな範囲しかカバーしていません。こうした理由で、あなたは正しいマッチングを得る可能性を下げているのです」(Francisc氏)
誕生日に関連する数字を選んで自分の範囲を狭くしないために、31より上の二桁の数字を選ぶのが良いという。32日が誕生日の人は存在しないからだ。
さらに、宝くじの抽選で出やすいとされる数字が2つあるという。米国の数字選択式宝くじであるパワーボールの当選番号を統計的に分析した2020年の論文によると、最も頻繁な2つの数字は21と23だったそうだ。ロトなどの数字選択式宝くじであれば32以上の数字と21と23を選べば最も当選確率が上がるということだろうか。興味のある方は試してみて欲しい。
参考:「Daily Star」「The California State University」ほか
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