整形失敗で目を閉じられなくなったブロンド美女! 笑顔も作れずうつ病に…
ミスコン準優勝の女性の残念過ぎる“整形失敗”の結果とは――。なんと自力でまぶたが閉じられなくなったというのだ。
美容整形手術の失敗でまぶたが開いたままに
社会の高齢化に伴い、いつまでも若々しくありたというアンチエイジング美容への関心はますます高まっている。中高年になってからの“プチ整形”も今や多くが検討する現実的な選択肢になっていそうだ。
2020年の「ミセスロシア」コンテストで準優勝に輝いたブロンド美女、ユリア・タラセビッチさんはさらなる美への追求に取り組み、同年12月に個人クリニックでフェイスリフト、まぶたの美容整形、ミニ脂肪吸引を受ける計画を立てた。この計画にかかる費用は3000ポンド(約50万円)であった。
しかしこれが運命の分かれ道になってしまう。手術は失敗し、顔がひどく腫れて炎症を起こしたうえに、ユリアさんのまぶたは自力では閉じられなくなってしまったのだ。
仕方なくユリアさんは2万ポンド(約330万円)の費用をかけてフォローアップ手術を受けたのだが、残念ながら成功と呼べるには程遠い結果であった。
まぶたと顔の筋肉の一部が動かせなくなった彼女はその後、不適切な手術について45歳の外科医アンドレイ・コマロフ氏を刑事告訴したのである。
そして彼女の苦情を調査したクラスノダール地方の検察庁は「消費者の健康安全の要件を満たさないサービスを提供した」としてコマロフ氏を起訴した。
今後の裁判で有罪判決を受けた場合、コマロフ氏は最高で6年の懲役と最高4970ポンド(約82万円)の罰金を科される可能性がある。ちなみにコマロフ氏は容疑を否認している。
刑事と民事の両方で外科医を起訴
ユリアさんは民事でも訴えている。
この手術でユリアさんはまぶたを閉じたり、笑顔になることができず、顔が左右非対称になり、うつ病を患うことになったと説明している。
容疑を否認している外科医のコマロフ氏は、ユリアさんがまれな遺伝的状態である強皮症(scleroderma)の症状を持っていたため、手術の結果の予測が不可能だったと主張している。
ユリアさんは地元メディアに「彼らのところに来たとき、私は美しく健康的な顔をしていました。ちょっとした修正をして、老化の進行を遅らせたかっただけです。しかし結局、私は美しさと健康を失いました」と語っている。
飽くなき美への追及が招いた悲劇的な顛末には同情を禁じ得ないが、美容整形のリスクについてあらためて理解が求められる話題になるだろう。
参考:「The Sun」ほか
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