サディスト美少女(16)が起こした鬼畜事件に警察も恐怖! 欲望の赴くままに他者の命を奪う
2022年、罪のない男性を襲撃した16歳の少女が殺人の罪で無期懲役刑を言い渡された。この少女は15分間も続く暴行中、被害者が苦しむ姿を見て笑い続けていたという。警察のマグショットでも不敵な笑みを浮かべ、反省の色は見られなかった。なぜ少女はこのような凶行に及んだのだろうか?
以下2022年の記事を再掲する。
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※ こちらの記事は2022年4月4日の記事を再掲しています。
英ウェールズの首府カーディフの公園で昨年7月20日午前1時ごろ、精神科医の男性が3人の男女から襲撃される事件が起きた。ゲイリー・ジェンキンスさん(当時54)は重度の脳損傷が原因で事件から16日後の8月5日、ウェールズ大学病院で息を引き取った。彼の体には脳内出血、顎と鼻の骨折、頭蓋骨の膨張が見られ、さらには肋骨が複数箇所骨折していたという。
ジェンキンスさんは結婚していて、2人の娘はロンドンに住んでいる。妻と別居したジェンキンスさんは6年前、故郷のカーディフに戻ってきた。もともと両性愛者だったため、男性との性的な出会いを求めて夜の公園に通っていた。
襲撃事件の犯人は、17歳の少女ディオン・ティムズ=ウィリアムズ(17)と男2人、ジェイソン・エドワーズ(25)とリー・ストリックランド(36)である。事件当時16歳の女子高生だったティムズ=ウィリアムズは逮捕後、まったく後悔する様子を見せず、警察署で顔写真が撮影されたときに不敵な笑みを浮かべたほどだった。検察官は事件の動機を「欲望、同性愛嫌悪、そして暴力に対する純粋な嗜好」と語った。
ティムズ=ウィリアムズは先月25日、殺人罪で有罪となり懲役刑を宣告された。最低17年125日は刑務所から出られない。同じく有罪となったエドワーズとストリックランドも懲役刑を宣告され、仮釈放の資格を得るのは最低でも32年123日後である。
ティムズ=ウィリアムズは事件の夜にエドワーズとストリックランドと初めて出会ったとみられている。彼らは一緒に飲酒などした後、公園内のカフェに移動して、外にあるベンチで時間を潰した。そして、カフェの監視カメラが事件の様子をとらえていた。
15分間の映像には、ティムズ=ウィリアムズらがジェンキンスさんを殴打し、金品を奪い、拷問してから放置する一部始終が映っている。ティムズ=ウィリアムズが同性愛者に対する侮辱を口にする一方、ジェンキンスさんは「やめてください」などと繰り返し訴えた後にうめき声が途絶えた。ティムズ=ウィリアムズは「こいつをもう一回殴って」などと要求し、他の2人も「続けろ」などと言って、ジェンキンスさんに殴る蹴るの暴行を加え続けた。
最終的に目撃者のルイ・ウィリアムズさんが止めに入った。後に彼はティムズ=ウィリアムズを「邪悪でサディスティック」と表現した。
ティムズ=ウィリアムズはエドワーズとストリックランドと別れた後、ガソリンスタンドへ歩いて行き、そこで携帯電話を充電した。午前2時2分に母親のリサから「迎えに行こうか?」というメッセージを受け取ったが、「いいえ、大丈夫よ」と返信。その後、友人の家に泊まって、翌日に自宅へ帰った。友人宅ではとりとめのないおしゃべりをしたという。
警察に提出された書面の中で、ティムズ=ウィリアムズは次のように「自らの命の危険を感じたから襲撃に参加せざるを得なかった」と主張した。
「私は一人の男性が誰かにパンチされているのを見ました。彼(ジェンキンスさん)が地面に倒れてもなお、男らは蹴ったり殴ったりしていました。そして彼らは『来い』と言って、私を参加させました。私は自らの命の危険を感じて怯えていました。男らが望むことをしなければきっと死ぬだろうと思いました。何が起こっているのか信じられませんでした。私は一人で夜間に街の中心部へ行ったことがありませんし、それまで一度も暴力の現場を目撃したことがありませんでした」
一方、検察官はティムズ=ウィリアムズを「非常に荒れた若い女性」と表現し、陪審員に対して彼女の演技に騙されて「間違いを犯さないようにお願いしたい」と訴えた。さらに「彼女は声が大きくて大胆で、襲撃の間ずっと笑っていた」と述べ、襲撃事件の実行犯である3人は「性行為を求めて公園にいるゲイの男性を標的にしていた」と付け加えた。
ジェンキンスさんの妻は、夫の死を知ってショックを受けている。意識の戻らない状態で入院している夫を見て「世界が崩壊した」ように感じ、2人の娘たちも父の死後、悪夢に苛まれていると語った。ジェンキンスさんは患者のために「いつも必要以上に努力をする」精神科医で、「人情に厚く、親切で、思いやりのある」人物だったという。
なお、ティムズ=ウィリアムズの隣人たちは、彼女はもともと非常に愛嬌のある「お父さんっ子」であり、凶悪事件を起こすような少女ではなかったが、両親の離婚によって性格がガラリと変わってしまったようだと証言している。
欲望の赴くままに他者の命を奪った元女子高生は今後、刑務所生活を通して自らの罪と向き合っていくのだろう。ティムズ=ウィリアムズが心から反省し、後悔の涙を流す日は訪れるのだろうか。
参考:「The Sun」「Metro」「The Daily Mail」ほか
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