普通の女子高生たちの「売春」の今! 体を売ることへの抵抗ゼロ… JKビジネス“裏オプ”の実態を暴露!(インタビュー)
現役高校生兼リフレ嬢のアコは、予約がいっぱいになると「私、求められてる」と実感する。17歳のミワは、カラダを売ったお金を「全部 Hey! Say! JUMPに貢ぎました」と笑う。16歳のユキは、歌舞伎町で“立ちんぼ”をして50人以上に抱かれ、100万円以上の金を手にした。地下アイドルの裏の顔、実は本番も厭わないリフレ嬢だった――。
『裏オプ JKビジネスを天国と呼ぶ“女子高生”12人の生告白』(大洋図書)で描かれているのは、自らのカラダを使うことで現実を生き抜こうとする少女たちの姿と、彼女らはなぜ売春に走るのか、という問いかけだ。
今回は、12人の少女たちから直接聞き取った“女子高生のリアル”について、同書の著者・高木瑞穂氏に余すところなく語ってもらった。
■JKビジネスと「裏オプ」の歴史
――まず、JKビジネスが誕生した経緯について教えてください。
高木瑞穂氏(以下、高木) 大前提として、現在のJKビジネスですが、表向きには派遣型や店舗型を含めて18歳以上の女性しか携わっていません。しかし、そのうちの1割ほどが(18歳未満の少女たちを集めて)闇営業しているのです。
簡単に経緯を話すと2005年前後、札幌に女子高生だらけのエステ店ができたという話はありますが、本書では08年に秋葉原で「JKリフレ アキバ踏んデレ学園 体育の時間」が開業したことを最初と定義しています。「JKリフレ」とは、「女子高生によるリフレクソロジー」、つまり少女による簡易マッサージが受けられるという意味の略語です。メイドカフェ業界の流れをくみ、その派生ビジネスとして肩揉みや耳かきのサービスが流行したことで、それを発展させた形です。
――そのJKリフレのシステムはどのようになっていましたか?
高木 マンションの一室に、カーテンで仕切られた半個室のスペースが4つほどあり、30分4000円の料金を支払うと、体操着姿の現役女子高生が足踏みマッサージをしてくれたのです。また、その時には手鏡を渡されるので、施術中でもブルマ姿をじっくり観察できる程度のソフトな内容でした。その時点では、まだ本番につながるような「裏オプ」はまったくありません。
――では、その後どのように変貌していったのでしょうか?
高木 11年ごろ横浜に『女子高生見学クラブ J-KEN』(後に「マンボー」と改名)が開業し、その翌年に僕が『FRIDAY』で潜入取材したらめちゃくちゃ反響がありました。この見学クラブとは、指名した女子高生がマジックミラー越しに体育座りをしてパンチラを見せるサービスです。それが、労働基準法の有害業務にあたるということで12年に摘発されたんですね。ただ、この見学クラブにも「裏オプ」はありませんでした。この業態の店は今でも都内で10店舗ほど営業しています。
――本書のテーマでもある「裏オプ」は、いつから始まったのでしょうか?
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