デスバレーに「黒く塗りつぶされたエリア」が存在! 奇妙な形状、砂漠に船?

 世界中で一番気温の高い場所はアメリカ・カリフォルニア州の砂漠地帯デスバレーだ。そんなデスバレーの真ん中に、謎の黒く塗りつぶされたエリアが存在することが発覚した。

 その奇妙なエリアはグーグルマップ上で確認することができる。問題のエリアは巨大な円に鋭い突起がついた形状をしており、グーグルマップのマーカーに似ていなくもない。「巨大な宇宙船のように見える」という意見も出ているが、奇妙なことに、この地帯はGoogleによって黒く塗りつぶされてしまっている。通常このように意図的に塗りつぶされた地域は、政府関連の機密性の高い地帯であることが多い。よく見てみると、この周辺にはどこにも水がないのにもかかわらず、近くには船と陸軍戦車が打ち捨てられたように置かれている。

デスバレーに「黒く塗りつぶされたエリア」が存在! 奇妙な形状、砂漠に船?の画像1
画像は「Google Map」より

 なお、この場所からは未舗装の道路が伸びており、数キロ圏内には海軍航空兵器基地のチャイナレイクという建物があるという。

 塗りつぶされているものの、この場所はグーグルマップで「大規模な軍事施設」と説明されており、620人の軍人が住んでいるとMilitary Online Sourceは主張している。だが、あまりにも謎めいた地域のため海外の掲示板サイトRedditにて、陰謀論系の議論を巻き起こしている。

 ある人はこの地形について「下向きに傾斜した “プール “のようで、外側のリングと内側のプールの2つの形の水辺がある」と書いており、「奇妙で場違いなのはわかるが、間違いなくそこにある」と発言。

 プールないしは池に言及する人は多く、「周りにボートがあり、簡単にボートに物を積むことができる場所のように見えるので、おそらくボートの試験場のようなものだろう」という意見や「池のように見えるが、爆弾や標的装置をテストする海軍航空兵器基地のように見える。私の推測では、水上バイクの標的装置をテストするためのものだと思う」という意見も出ている。

デスバレーに「黒く塗りつぶされたエリア」が存在! 奇妙な形状、砂漠に船?の画像2
画像は「Google Map」より

 ちなみにある人は別の地図アプリであるGoogle Earthのタイムラプス機能を使って、この地域の来歴を確認してみたという。その結果、この場所は90年代にはただの土の塊しかなく、謎のプールもは2000年代初頭、2002~2003年頃のどこかで作られたか出現したことが明らかになったそう。

 また別の人からは「少なくとも政府や軍隊のような秘密のものであれば、グーグルマップで周囲のものを見ることはできないだろう」という意見も寄せられている。

 いったいこの塗りつぶされたエリアには何が存在しているのか。奇妙なエリアを自分の目で確かめたい方人はリンク先から確かめてみてほしい。

Google マップの該当地点

参考:「Daily Star」ほか

【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】

文=勝木孝幸(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

ミステリーニュースステーションATLAS編集部員
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