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「エリア51で謎の洞窟を発見」YouTuberが失踪… 宇宙人の秘密に触れた!? ネバダ州最大の都市伝説とは？

2023.07.05 15:30 文＝飯山俊樹（ミステリーニュースステーションATLAS編集部）

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　アメリカ・ネバダ州に存在するエリア51こと、グルーム・レイク空軍基地。ここは昔からUFO（※）関連の噂の発信源として、ある意味世界一有名な基地でもある。基地の地下には巨大な秘密基地があるとか、そこには悪名高いロズウェル事件で墜落したUFOや宇宙人が隠されていて、米国政府は地球外の技術を使用して次世代の武器を開発しているという都市伝説がまことしやかに囁かれている場所だ。

（※） UFO（Unidentified Flying Object：未確認飛行物体）は、説明のつかない航空現象をすべて含むが、現在は「宇宙人の乗り物」という意味で用いられることが多い。そのため、現在アメリカ軍では「宇宙人の乗り物」という意味合いが強くなったUFOに替えて、説明のつかない航空現象に対し、「UAP（Unidentified Aerial Phenomena：未確認航空現象）」という呼称を採用している。最初のUFO目撃談とされる1947年の「ケネス・アーノルド事件」で、実業家のケネス・アーノルドが目撃した飛行物体について「水の上を滑る円盤のように」動いていたと描写したことから、宇宙人の乗り物を「空飛ぶ円盤（flying saucer）」と言うこともある。

　エリア51は軍事基地でもあるため一般人が許可無く立ち入ることはできないが、多くの人がその周囲で調査を行ってきた。だが、中には不可解な失踪を遂げた人もいる。2014年、あるYouTuberがエリア51近くの砂漠で “隠された洞窟 “を発見した後、謎の失踪を遂げたのだ。

　消えたYouTuberはケニー・ヴィーチ氏（47）。彼は2014年に自身のYouTubeチャンネルにて「エリア51の立ち入り禁止区域の近くに隠された洞窟を発見した」と主張。フォロワーに自分の調査内容を公開し、追跡調査を行うよう示唆していた。ヴィーチ氏自身も追跡調査を行ったそうだが、3度目の調査に赴いた後、音信不通になってしまったのだ。

「エリア51で謎の洞窟を発見」YouTuberが失踪… 宇宙人の秘密に触れた!? ネバダ州最大の都市伝説とは？の画像1 — ヴィ―チ氏と携帯電話が発見された坑道（画像は「YouTube」より）

　ヴィーチ氏によれば、ある時ネリス空軍基地の近くまでハイキングに出かけたとき、隠された洞窟を見つけたという。

「洞窟の入り口は完璧なアルファベットのMの形をしていた。私は見つけた洞窟には必ず入ることにしているのだが、この洞窟に入り始めたところ全身が震えるほどの振動が伝わってきた。洞窟の入り口に近づくにつれ、振動は大きくなった。そこで私はとても怖くなり、その場から逃げ出した」と、ヴィーチ氏は述べている。

　その洞窟は「M洞窟」と名付けられ、フォロワーらの熱心な希望もあり、その後ヴィーチ氏は2度目の洞窟探検に赴いた。だが、ヴィーチ氏はM洞窟を発見することができず、フォロワーを落胆させることに。この時、ひときわ目を引くコメントが書き込まれた。「ダメだ。あそこに戻るな！　洞窟の入り口を見つけても、絶対に入るな！　出られなくなるぞ！」。

　その後、2014年11月10日に3度目となる洞窟探検に向かって以降、彼は行方不明になっている。

　エリア51の真実や、UFOや宇宙人の謎に迫った人は人知れず消されてしまうといわれている。エリア51は米軍がUFOを研究しているといわれる場所でもあるため、米軍ないしは宇宙人の秘密に触れてしまったため、ヴィーチ氏も姿を消してしまったのではないか、と噂された。