獣姦で陰茎癌が激増、新たな子宮頸癌を生み出す公衆衛生の危機！ 割礼を義務化した旧約聖書の正しさが現代医学で確認される＝亜留間次郎

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【薬理凶室の怪人で医師免許持ちの超天才・亜留間次郎の世界征服のための科学】

　陰茎癌は世界中で年間3万6千人の男性が発症して1万3千人が死亡していると推定されています。

　この3万6千人の患者の四割がHPV、ヒトパピローマウイルスによるものです。

　日本では女性の子宮頸癌を予防するワクチンとして有名なHPVワクチンですが、男の場合は陰茎癌の予防になります。

　だから一生童貞の男でも陰茎癌にならないためにHPVワクチンは打った方がいいのです。

　ちなみに、HPVワクチンは肛門癌など他の癌予防にもなります。

　陰茎癌になると多くの場合で死ななくても陰茎がなくなり性交も自慰もできなくなります。

　陰茎癌の発生頻度は世界平均で人口10万人あたり0.4～0.5人程度ですが地域差が大きいので平均に意味がありません。

　日本に限れば人口10万人当たり0.2人で患者の5人に4人が55歳以上なので若者は少ないからそれほど深刻じゃない病気です。

　逆にアジア、アフリカ、南米の一部の地域では患者が多く10万人あたり20人を超える地域もあり日本の100倍です。

　しかもこれらの地域では男性の癌患者に占める陰茎癌の割合は10～20％にも及ぶ深刻な病気です。

　逆に極端に少ないのがイスラエルのユダヤ人で10万人に0.1人しかいません。

　少ない理由はユダヤ教の戒律で割礼を行う社会習慣が理由だと言われています。

　新生児割礼にはチンコが癌になるのを予防する効果があったのです。

　衛生環境が向上した21世紀になっても神の教えに従い新生児割礼を行っているユダヤ人と何もしないけど衛生環境も医療環境良い日本で有病率が2倍も違うのは二千年かかって旧約聖書の正しさが科学で証明される結果になりました。

　患者が多い南米では原因を探していますが、調査の末に意外な結果が出てきました。

　明らかに陰茎癌の患者が多かったブラジル北東部のパライバ州で調査したところ陰茎癌患者の70%が農民でした。

　18～80歳の男性492例を調べたところ陰茎癌患者の44.9%が馬、牛、豚、ニワトリなどと獣姦経験があり、そのうち39.5%は週1回以上の頻度で姦っていました。

　ほとんどが未成年の時から動物と性交を経験しており初体験の平均年齢13.5歳で男としてムラムラしだす年齢になると真っ先に姦り始めるようです。

　疫学的な調査から出てきた結論は獣姦が陰茎癌を有意に増加させていました。

　現時点では疫学的に獣姦が陰茎癌の原因だと考えられていますが、病理学的に原因は特定されていません。

　考えられる原因として問題になっているのが異種間の性感染ウイルスです。

　人間と馬、牛、豚、ニワトリなどで人畜共通感染する性感染症の存在が疑われています。

　陰茎癌の原因であるパピローマウイルスは感染して増えることのできる条件が極めて狭いウイルスです。

　ヒトパピローマウイルスが人間限定ウイスルであるように、牛にはウシパピローマウイルスがあり、馬にはウマパピローマウイルスがあります。

　パピローマウイルスはヒト以外も研究されていますが、人間が148種類も確認されているのに人間以外の全てを合計しても54種類の動物から112種類のウイルスが発見されただけです。

　これは単純に研究費が出ない興味を持たれない動物は研究対象にならないので発見されていないだけです。

　ワシらアルマジロのパピローマウイルスもいそうな感じなのですが誰も研究していないので発見されていません。

　子宮頸癌や陰茎癌の原因になるパピローマウイルスは宿主指向性と組織指向性が非常に高いのが医学界の通説で、現在まで人間と家畜の間で感染するパピローマウイルスは発見されていません。

　ヒトパピローマウイルスはヒトと付いているように人間専用のウイルスで他の動物では増えません、これを「宿主指向性」と呼びます。

　また、パピローマウイルスは増殖できる場所が極めて限られ特定の動物の皮膚や粘膜の上皮系細胞でしか増えません、これを「組織指向性」と呼び組織指向性があるため性行為などの限られた条件でしか感染しない特性を持っています。

　ところが、牛と馬の両方に感染するウシパピローマウイルスが発見されていて、コレがパピローマウイルスによる自然な異種間感染の現在発見されている唯一の事例だと言われています。

　研究があまり活発でないことから発見されていないだけで、絶対に異種間感染しない保証はなさそうです。

　もしかしたら、牛パピローマウイルスが馬だけでなく人間にも感染する可能性があるのかもしれませんが、現時点では研究不足なので不明です。

　パピローマウイルスのワクチンは広範囲に効くわけではなく害のある特定の種類のウイルスに標的を絞られています。

　人間が使うHPVワクチンであるシルガード9は6、11、16、18、31、33、45、52、58型の9種類に対応しています。

　実際問題として、HPVワクチンは148種類のうち9種類のウイルスに効けば劇的に病気を防げています。

　人間に対して本当に害のあるウイスルは一部だけなのです。

　牛は家畜の病気予防の需要からかなり研究が進んでいる方で、ウシ属を意味するBovineのパピローマウイルスでBPVと呼ばれBPV1、2、4型に対応したBPVワクチンが家畜の牛に使用されています。

　ここで問題なのは、人畜共通感染するパピローマウイルスが存在した場合にはHPVワクチンではBPVは防げません。

　もしも人間に対して癌のリスクが高い人外のパピローマウイルスが存在した場合はワクチンが効きません。

　かといって人間での安全が確認されていないBPVワクチンを人間に打つわけにもいきません。

　コレで一番怖いのは新しい子宮頸癌の原因が誕生してしまうことです。

　獣姦マニアが人間とも性行為をしたら人間に牛パピローマウイルス感染が広がってしまう可能性があります。

　人間に感染して増殖してしまう牛パピローマウイルスが存在したらそれは新種のヒトパピローマウイルスになるのかよく分かりませんが、確実に公衆衛生の危機です。

結論

　獣姦が陰茎癌のリスクになることは疫学的には証明されているけど、病理学的には証明されていません。

　牛と馬の間で異種間感染が確認されているのでウイルス学的には可能性が否定できない程度です。

　パピローマウイルスの宿主限定は現在の研究者が考えているほど厳密ではない可能性があります。

　獣姦にはワクチンで防げないパピローマウイルスによる癌のリスクが存在する可能性が高いので獣姦するなってことです。

　獣姦には人畜共通感染症による公衆衛生のリスクが確実にあります。

　獣姦がどうしても我慢できない趣味なら人間とは一生しないでください。

　古代文明時代に割礼することで陰茎癌を予防できることを予言者が神の言葉で知っていたのなら、獣姦が公衆衛生のリスクであることも神の言葉で知っていたと考えるべきでしょう。

　旧約聖書で獣姦が禁止されていたのは現代医学の後知恵で正しいことが確認されたのかも知れません。

参考：「Epidemiology of penile cancer」「Sex with Animals (SWA): Behavioral Characteristics and Possible Association with Penile Cancer. A Multicenter Study」「Cáncer de pene y sexo con animales: a propósito de un casoPenis cancer and sex with animals: Presentation of a case」「Animal papillomaviruses」「Bovine papillomavirus」

文＝亜留間次郎

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