肛門性交の前に穴のサイズを測ろう! 小さいケツの穴の医学的拡張術、ウンコの上限値とトイレ詰まりの関係を亜留間次郎が解説
肛門性交するなら入るか裂けないか寸法を測りダメなら拡張しよう。
ケツの穴が異常なほど小さいことを医学的には「肛門狭窄」と呼びます。
人間の度量とは何の関係もありませんが、ケツの穴が小さいと切れ痔になりやすいデメリットがあります。
痔にならなくても便が出にくくなったり、排便時に苦痛が生じたりして良いことはありません。
そして、肛門性交をしようとしてもキツくて入らないし無理に入れたら怪我をします。
医学的には人間性の小ささは関係ないので肛門性交したい人はパートナーが男女を問わず客観的にケツの穴が小さくないか測定して診断しましょう。
ケツの穴の大きさを測る「肛門径ゲージ」というドリルみたいな形の専用の道具があります。
一般人でもモノタロウなどで買えますが、正規の医療器具なので税込み価格27,390円と高いです。
使い方はドリルをケツの穴に入れて目盛りを読むだけです、使えば10~40mmまで2mm刻みで肛門径を計測できます。
診断基準によれば正常肛門径は27~29mmぐらいで、20mm以下だと不便や苦痛があるほどケツの穴が小さいと診断されます。
肛門径ゲージは最大で40mmまでしか測定できませんが、コレが根元までずっぽり入ってしまった人を規格外にケツの穴が広いと呼べます。
以上のことからケツの穴の診断基準はこのようになります。
肛門性交したい人は男女を問わずパートナーの肛門の大きさを測ってから自分の陰茎の最大時の直径も測ってみましょう。
入れてから切れたりしないためには事前に必要な優しさです。
ケツの穴が小さい小物:20mm以下
少し小さい:21~26mm
平均的な一般人:27~29mm
少し大きい:30~39mm
ケツの穴がデカイ大物:40mm以上
肛門拡張術
ケツの穴を計ってみて肛門が小さすぎた場合は治療を検討します。
ケツの穴が小さいために切れ痔になるのを繰り返す症状を「慢性裂肛」と呼びます。
このため、ケツの穴が小さい人は切れ痔を予防するために肛門拡張を行うことがあります。
ケツの穴が小さくて排便時に苦痛がある人や慢性的に切れ痔になる人が治療対象です。
肛門は出てくる物と無理矢理入ってきた物の双方から拡張されてしまう性質があるわけですが、これを医学的な治療行為として行うのが「用手肛門拡張術」です。
「用手肛門拡張術」で画像検索してみると尻の穴に両手の指を入れている画像が出てきますが、本当に病院で保険診療としてやっている手術がコレです。
ちなみに、英語ではAnal Dilatationと言いますが、英語でググるとエロ系の肛門拡張ばっかり出てくるので真面目な学術を探すなら医学用語のキーワードを含めましょう。
これは非観血手術と呼ばれる、切ったりしない血が出ない方法で日帰り手術で短時間でできます。
どうしても肛門性交したいけどダメな人は男女問わず専門医に相談して拡張してもらった方がよいのですが、肛門への酷い異物挿入患者に悩まされている肛門科は嫌がるから難しいかもしれません。
やり方を雑に説明すれば麻酔をかけてから肛門に指4本を入れて、強引に内肛門括約筋を広げるだけです。
この手術を受けた人がその後どうなるのか追跡調査した論文をみると評価がかなりばらついています。
後で肛門がゆるくなりすぎて困っている人もいれば完全に治って後遺症もない人までバラバラです。
どうやら医者の腕次第な部分が非常に大きいみたいで、下手な医者にかかると駄目みたいです。
逆にケツの穴がデカイ大物の肛門を松田式肛門伸展張力計を使って調べた研究では肛門がゆるい人18例の平均値は44.2mm、±4.4mmで限界まで広がった人でも50mmです。
見方を変えれば直径44mmはよくネタにされる巨大な直腸異物を自力で抜くことが可能な上限値だと言えます。
これ以上太い物はケツの穴から出ないので自力では抜くことが出来なくなるため肛門異物挿入を趣味にされている方は直径を測って最大でも44mm以下、できれば40mmまでに自制してください。
ウンコの上限値
医学的にケツの穴が小さい男は広げる治療が必要だけど広げ過ぎてもいけません。
あまり拡張してしまうと健康リスクだけでなく、トイレでウンコが流せなくなります。
肛門のデータから見ればトイレに流されるウンコの直径は最大でも44mmと言えます。
このため、日本で販売されている便器は最大直径44mmの代用汚物を流すことができるようにJIS規格の「JIS A 5207」の8.2.1.2排出性能試験で規定されています。
この規格は医学統計上の太いウンコを想定しているといえます。
この規格から言えることは、日本で使われている便器は直径44mmを超えるウンコは流れなくなって詰まります。
欧米でも基準は同じぐらいで、これ以上の太さのウンコが出る人は規格外で普通のトイレでは用が足せなくなります。
ところが、アメリカでは基準内でも大きめのウンコが詰まることが常態化して深刻な社会問題になっています。
原因は環境保護のためにトイレで流す水を減らす節水の義務化でした。
アメリカでは昔のトイレは一回で12~20リットルの水を流していました、日本でも昔は13リットルぐらいが普通でした、
1992年にアメリカの全国レベルで適用される省エネ法が出来るとトイレを1回流すのに使ってよい水の量が1.6ガロン(約6リットル)に規制されました。
しかも、アメリカでは州によって規制が異なり水が豊富にある北部の五大湖周辺のイリノイ州やミシガン州は多くの水を流せますが、干ばつに悩むカリフォルニア州やテキサス州は厳しく一回4.8リットルまでしか流せません。
日本でも最近の節水トイレは流すレバーが大と小になっていますが、これはアメリカで大3.8L、小3.3Lに規制された影響が日本にも出ているためです。
こうして欧米諸国ではトイレで使える水の量が減らされてしまい最低限の水量だと太いウンコが流れない問題が多発しました。
トイレが詰まると日本ではラバーカップやグッポンなどと呼ばれ英語ではトイレプランジャーと呼ばれる道具では対抗できなくなり「Electric Toilet Plunger」でググってみるとわかりますがウンコを粉砕して流すトイレ専用の高圧洗浄機が必要になっています。
欧米で強力なウンコのつまりを直す道具が登場した背景には行き過ぎた節水によりトイレの配管が細くなったことがありました。
流体力学の基本的な原理により流れる水の量と運動エネルギーが同じなら配管は細いほど流れが速くなります。
少ない水でウンコを流すためには流れを速くする必要が生じたことから流れるウンコの想定を規格で認められているギリギリまで細くした結果として欧米のトイレはウンコの太い人が入ると詰まるようになり、掃除用具が改良発展されています。
エコはウンコが太い人に優しくありませんでした。
ここで、日本は少ない水でも流れるトイレの開発が始まりTOTOなどの主要なトイレメーカーが極めて高性能のトイレを実用化しました。
おかげで日本製のトイレは節水してもめったに詰まりません。
変態技術大国日本ならではの飛び抜けた技術です。
あまりに日本のトイレが高性能すぎて笑い話になり、アメリカの風刺アニメ「サウスパーク」にはJapanese Toilet(日本のトイレ)という話があるほどです。
なんか自動車の規制を厳しくしたら欧米で日本車が一人勝ちしてしまいEVに方向転換したのと同じようなことがトイレでも起こっている気がします。
JIS規格は以下のようになっています。
ウンコ代わりの代用汚物を作って流して流れないとJIS規格違反の欠陥品になるので売れません。
代用汚物
1) 代用汚物A 長さ約760mmに切った試験用紙を,直径が約50mm〜75mmの球状に緩く丸めたものを7個使用する,又はそれと同等以上の条件のものを代用汚物Aとして用いてもよい。
2) 代用汚物B 直径が約19mm,比重0.85〜0.95の樹脂の球100個を使用する,又はそれと同等以上の条件のものを代用汚物Bとして用いてもよい。
3) 代用汚物C 長さ約760mmに切った試験用紙を,直径が約50mm〜75mmの球状に緩く丸めたものを3個使用する,又はそれと同等以上の条件のものを代用汚物Cとして用いてもよい
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