マイク・タイソンの試合で現代のスマホを使用する「タイムトラベラー」がいた!?
1995年に行われたマイク・タイソンの試合会場にスマホを手にした人物がいた――。彼は“タイムトラベラー”なのか。
■1995年のタイソンの試合会場にタイムトラベラーか
もしもタイムトラベルができるとしたら、ボクシングファンであれば往年の名勝負を試合会場で生観戦したいと思うかもしれない。
そしてSNSではボクシング会場にいた“タイムトラベラー”の姿が話題だ。1995年8月19日に行われたマイク・タイソン対ピーター・マクニーリーの試合会場の観客がスマホで試合を録画していたというのである。
この試合はマイク・タイソンが3年間服役後に仮釈放された後の復帰戦で、米ネバダ州ラスベガスのアメリカンボクシングの殿堂「MGMグランド・ガーデン・アリーナ」で行われた。
試合は第1ラウンド89秒でタイソンのKO勝ちに終わったが、会場にはKOの瞬間を逃すまじと、白いスマホを構えて選手の動きを追っている人物の姿があった。
1995年といえばまだ一般には携帯電話はあまり普及していなかったが、このようなビッグマッチをリングサイドで観戦する人物なら持っていたとしても不思議ではないかもしれない。だがそもそもカメラ機能つきの機種はまだなかったはずである。とすればやはりこの男性はタイムトラベラーなのか。
■実在した小型ビデオカメラだった!?
ボクシングファンの一部からは、往年の名勝負を直接自分の目で確かめたいと望むのはよく理解できることであり、もしタイムトラベルができるなら自分もそうしたいという声があがっているが、そこに“待った”をかける見解もある。
YouTubeチャンネル「Inside Edition」に投稿された動画では、プレゼンターのレス・トレント氏は次のように述べている。
「少し調べてみたところ、ビデオに写っているデバイスはスマートフォンとはまったく別物であることがわかりました。これは『Dycam Logitech』と呼ばれるビデオカメラの初期バージョンです」と明言している。
「ということで、当面はタイムトラベルは(SF)映画に任せるしかなさそうです」でトレント氏は締めくくっている。
この男性はタイムトラベラーなどではなく、新しモノ好きのガジェットマニアだったということになるのだろうか。1995年の時点でこのような外見であればこの男性はまだ存命している可能性は高いので、ひょっとすると当人が名乗り出るようなことがあるのかもしれない!? もちろん彼がタイムトラベラーでなかったらの話だが……。
参考:「Mirror」、「Daily Star」ほか
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2024.10.02 20:00心霊マイク・タイソンの試合で現代のスマホを使用する「タイムトラベラー」がいた!?のページです。スマホ、ボクシング、タイムトラベラーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで